いよいよ黄砂がやってくる
西ではすでに黄砂が舞う
南西の強風
急に風が強くなった。
風向きは昨日とは違い南西の風。
天気は良く、青空濃く、太陽の陽射しも強い。
気温もあがり、風さえなければかなりの暖かさ。
今はまだ遠くの方まで良く見えている。
視界10km
黄砂がやってくれば10km先が霞んで見えない。
太陽も薄曇りの中にあるような感じ。
すでに西の方では黄砂が舞っている。
この強風は明日の朝まで続く。
黄砂
黄砂の影響
黄砂がくれば洗濯物が汚れる。
せっかくの良い天気なのに気持ちよく外干しができない。
目に砂塵が入いる。
サングラスなどが欲しくなる。
花粉ではないものの呼吸とともに鼻から砂塵が入り、アレルギー性鼻炎が出やすい。
マスクが欠かせない。
花粉症がなお酷くなる。
黄砂による車の汚れは、花粉と違って鉱物の粒子が混ざっているため、ボディーをキズつける。
また、粘土質のものも混ざっており、そのままにしておくとボデイーに貼りつき取れなくなってしまう。
汚れたら早めに多量の水を使ってキズつけないように洗車することがお勧め。
黄砂とPM2.5の違い
PM2.5の中に黄砂は含まれる。
PM2.5は空気中に浮遊する2.5μmつまり2.5/1000mm以下の物質。
髪毛の太さの1/30の大きさ、息を吸うと肺の奥まで入いる。
人工的に作り出す石炭を燃やした煙や車の排気ガスなども含まれる。
黄砂は主に鉱物の微小物。
そもそも黄砂とは何?
黄砂は中国大陸内部の広い砂漠から飛んでくる。
タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原が乾燥している今の時期に嵐のような西風が吹き続けると高度上空に舞い上がった砂塵が偏西風に乗って日本へ飛ぶ。
飛来するまで2~5日間。
黄砂は条件さえ揃えば一年中飛んでくる可能性もある。
なぜ毎年この時期に黄砂がくる?
タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原周辺は、夏には雨が降り土地が水を含み。
秋には植物が地面を覆い、冬には凍結して地面が固くなる。
今の時期、暖かくなり凍結した地面が解け、雨もなく乾燥するため強風が吹くと砂塵が舞い上がる。