江之浦深度14mで初ボロカサゴ出現、大きさ10cm

居たいたボロカサゴ、2024年1月14日江之浦

海藻の中で擬態

ボロカサゴ

正月明けから話題に上がっていた江之浦ボロカサゴ

2024年1月14日、海に潜って見てきた。

岩の上の海藻の中で擬態していた。

やはりとっても分かりにくい。

拡散型のライトは必需品。

動かないボロカサゴ

ボロカサゴ
暗いと分らない

場所は深度14m。

砂地とゴロタ石の境界線沿い。

岩の上に乗ったまま動かない。

石灰藻と海藻キントキの間に身を隠している。

ピンク色でドット柄のボロカサゴが綺麗に見える

ボロカサゴ波が上を通過するたびに海藻と共にユラユラ。

自然光ではとても分りづらい。

ライトをつけるとピンク色で意外と綺麗。

ボロカサゴの名前は相応しくない。

海藻のアヤニシキを体に纏っているかのよう

海藻アヤニシキ
海藻のアヤニシキ

カジメとワカメが最近江之浦から姿を消してからここ数年、海藻のアヤニシキが目立つようになってきた。

以前はあまり見なかった海藻。

そしてボロカサゴの薄いヒレと皮弁で囲まれた体はアミニシキに似ている。

まるでピンク色のドット柄のレース生地を身に纏っているよう。

とっても珍しいボロカサゴを見るには

見られるのは一生に一度かも?

ボロカサゴ
拡散型ライトは必需品

今日、江之浦へ来たダイバーたちは皆このボロカサゴを見るために集まったと言っても過言ではない。

一生に一度しか見られないかもしれない。

とってもユニークな魚。

誰にとっても珍しいボロカサゴ

ボロカサゴそれぞれのチームのインストラクターが潜水前の説明でボロカサゴの容姿を伝えていた。

たぶんインストラクター自身もボロカサゴを見るのが初めて、また見たくてしょうがないという感じ。

それほどダイバーにとって珍しい、なかなか見られない貴重な魚。

まだ子供

大きさは10cm。

まだまだ若魚、成魚は20cmになる。

エサが沢山あればこの場所で成魚になるまで居着いてくれるかもしれない。

でも台風や低気圧が来たら海が荒れて移動してしまう。

いつまで見られるのだろう?

ボロカサゴを見るなら今がチャンス

もしボロカサゴを見たことが無いのなら今がチャンス。

是非、時間を作ってダイビングへ行ってみてはいかが。

拡散型のライトは忘れずに。

江之浦は都心からも近い

江之浦は都心からも近くて潜りやすい海。

冬限定の温水の洗い場や温水シャワーも利用できるので有難い。

北東の大風に弱く、西風に強いポイント。

ビーチダイビングなので初心者でも大丈夫。