与那国の海底遺跡、誰がいつ作った?

海底遺跡はいつ誰が作ったのか?

いつ誰が作った?

海底遺跡

遺跡について語る文献はない。

遺跡について伝わる言われもない。

いつこの造形物が出来たのか誰も知らない。

専門家の意見は

誰が作ったのか?

自然の造形物なのか?

専門家の意見は賛否両論。

人間が作った遺跡だという説。

自然が偶然に作り上げたという説。

自然物か?人工物か?

今もハッキリしていない。

見た人の判断に任せるしかない。

今回の話と実際に水中画像を見た後にあなたは自然が偶然に作り上げた造形物と言えるだろうか?

遺跡エントランスと二枚岩の不思議

海底遺跡まで20分

与那国 久部良避難港を出港。

初日に自転車で周った南牧場、比川部落、Dr コトー診療所を沖側から眺め船は走る。

20分後に遺跡ポイントへ到着。

船上からの海底遺跡の眺めは断崖の離れにある磯。

この海底に遺跡が眠っているとは想像できない。

何処潜っても透明度30m以上

エントリーして着底は深度16m。

透明度は30m以上。

与那国の透明度は特別。

海底遺跡のエントランス

最初に海底遺跡のエントランスを通る。

遺跡の大きさに比べてこの入り口はとても狭い。

玄関としては狭すぎる。

昔の人は小さかったのか?

けれど外敵から身を守るには狭い方が都合が良い。

外敵は人とは限らない。

トラやオオカミなどの獣もいたかもしれない。

二枚岩

正面に二枚の大岩。

板状の岩、二枚が立てかけるような姿で岩の間に納まっている。

この岩は大きく重い。

誰が運んで立てかけた

どのようにして?

ダイダラボッチでもいたのか?

ところでこの大きな板岩は何に使うのか?

平らに寝かせて床板にでもしたのか?

疑問が続く。

沖へ周る

二枚岩を見た後は沖へ進む。

岩を左手に見ながら泳げば小魚が戯れる。

遺跡とは無縁な魚たち。

遺跡にも魚はいる。

海底遺跡本番

ピラミッド状の遺跡

角を曲がれば海底遺跡の本番が始まる。

そしてここから少し流れが出てくる。

今までのボコボコした岩の表面とは明らかに違う。

沖側の水底は40~50m。

昔、この遺跡が陸上にあったなら結構な高さになる。

平らに成型された平面、人工的に作られていないと言ったらどのように出来たのか?

平面は縦横ピラミッド状に続く。

テラスと言われる広場もある。

不思議なことにこの遺跡には階段がない。

各フロアーから次の階に行くにはかなりの高低差がある。

階段がないと上へは登れない。

土台は岩で作り階段や梯子を木で作ったのか。

または土を盛り上げて階段を作ったか。

両方とも敵や獣がくれば外す、崩すことで侵入を防げる。

ドブのような溝もある。

真水は貴重。

雨水を溜めて利用するためか。

波に削られる

3mより浅い場所は造形美を感じられない。

波の力で削られた自然な岩面。

波打ち際を水中で見るシーンは楽しい。

砕ける波の力強さ。

沢山の魚は波に引き込まれることなく上手に泳ぐギンユゴイ

拝み場

拝み場と呼ばれる場所もある。

どのようにこの場所に入るのか。

自分には水を溜める場所に見える。

最後はカメのモニュメントと言われる岩。

五芒星の形をした一部が残っている。

手前より先は崩れている。

想像して潜ると楽しい

この山のような岩の塊を自然に出来たというには不自然過ぎる。

古墳遺跡なのか?

神に祈りを捧げる御嶽だったのか?

王が住むは宮殿だったのか?

星を読むための展望台か?

雨水を溜める聖域だったのか?

何度潜っても不思議でならない。

古を想像しながら潜るととても楽しい。