皮はパリッ身はプリッうなぎのかば焼きが食べたくて
うなぎのかば焼き
皮はパリッ!身はプリッ!
うなぎが絶滅危惧種と言われ、稚魚が不漁でうなぎの値段が上がる。
今年は我慢しようと思っていたがパリッ!プリッ!のうなぎが食べたくて雲見のダイビングの帰りに寄ってきた。
ここの店のうなぎは皮の表面がパリッ!と焼けて香ばしい。
また肉はプリンプリンと弾力があり、実に旨い。
柔らかすぎるうなぎのかば焼き
関東では何処のうなぎ屋でもうなぎのかば焼きが柔らかい。
歯で噛まなくても良いのではないかと思うほど。
皮さえも箸で簡単に切れてしまう。
物足りない。
柔らかすぎる。
関東風と関西風
関東
関東のうなぎは背開きにして、竹串を打ち、まず軽く焼き、それから蒸す。
そして本焼きをし最後に醤油ダレを着けながら焼く。
蒸すことでうなぎの身を柔らかくし、余分な脂を落とす。
見も縮まりにくい。
関西
関西のうなぎは腹開きにして、金串を打ち、何回もひっくり返しながら焼いていく、最後に醤油ダレを着けながら焼く。
蒸らさないので脂がのり、プリンと弾力がある。
捕ってきたうなぎを自分で捌いて、焼いて食べたると関西風。
自宅での料理だから蒸すなどという手間はかけない。
パリッ!プリッ!うなぎ
10数年前に雲見でダイビングの帰り、たまたま入ったうなぎ屋であの懐かしいパリッ!プリッ!うなぎに出会った。
このうなぎ屋は関西風の焼き方。
けれど所々違うところがある。
捌き方は背開きで関東風。
焼くのは炭火だが金串も竹串も使わない。
串を使わないのは関東でも関西でもない。
蒸らさずに網の上で焼く。
焦がさないように何回もひっくり返しながら焼いていく。
最後にタレをつけてまた焼く。
これは関西風と同じ。
うなぎは静岡県駿東郡清水町から取り寄せている。
うな重2段重ね
この店のうな重は1人前3000円、うなぎ2枚。
特上になると4000円、2段重ねでうなぎ3枚。
1枚はごはんの中に埋め込まれて2段重ねになっている。
そのぶんご飯の量が少ないので最初から最後までうなぎを食べている感じ。
ついつい話もせずに夢中になって食べてしまう。
食べた後は満足なのだがしばらくするとまた食べたくなる。
最近は雲見のダイビングとうなぎがセットになっている。
また今回もうなぎの魔力に負けた。