高速道路の出口を乗り過ごした時に追加料金を払わなくて済む方法

高速道路の出口を乗り過ごしたら

高速道路を走るドライバーなら知っておきたい。

話しをしていたらつい降りるべき出口を過ぎていた。

あなたならどうする？

気持ちを落ち着かせ次の出口で高速道路を降りる。

逆向きの入り口から再び料金を支払い高速道路へ入り、予定の出口から出る。

高速料金は余計にかかった。

そんな時のために「特別転回」という救済措置がある。

その対応を知っていれば無駄な高速料金はかからない。

焦って高速道路をバックしたり、ユーターンしてはいけない。

大きな交通事故のもと。

高速道路での逆走は「9,000円の反則金、違反点数2点」もしくは「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」。

逆走で事故を起こすと「7年以下の懲役または100万円以下の罰金」または「1年～20年の有期懲役」と重い罰則が科される可能性がある。

予定の出口を通過してしまった場合は次の出口で降りる。

最初のステップはETCカードを抜き取ること。

ETCが無線通信に反応する前に実施する。

ETC使用でない現金精算の車はそのまま次のステップへ移る。

ゲートは一般レーン（有人の料金所）を選ぶ。

ETC専用レーンでは対応できない。

「特別転回」の対応は人間でしか出来ない。

一般レーンのゲートで係員へ乗り過ごし、一つ手前の出口に戻って高速道路を降りたい旨を伝える。

現金精算の車は係員が「特別転回承認」というチケットを発券してくれる。

ETC使用の車も係員が特別転回できるように処置してくれる。

現金精算の車は「特別転回承認」を提示して反対側の高速道路へ入り、予定だった一つ手前の出口で降りる。

再び「特別転回承認」を提示して精算をする。

余分な費用はかからない。

ETC使用車は係員の特別転回処置後にETCカードをセットする。

係員の指示に従い反対側の高速道路へ入り、予定だった一つ手前の出口で降りる。

ETC使用でも余分な費用はかからない。

この「特別転回」の対応が出来るのは一般レーン（有人の料金所）ゲートのあるインターチェンジだけ。

ETC専用レーンゲートだけのインターチェンジでは「特別転回」の対応は出来ない。