相撲春場所スタート、相撲豆知識
春場所
照ノ富士
今日、3月10日の日曜日、相撲の本場所が始まる。
元大関だった照ノ富士が序二段(力士見習いの階級、下から2番目)で久しぶりに出場。
結果は白星(勝ち)。
膝のケガ
大関になった時は強かったけれど膝のケガが治らず10場所連続で負け越し、昨年6月に膝の手術を受け、その後4場所連続休場。
筋力トレーニングだけで稽古はほとんど出来ていない。
糖尿病も患っている。
永谷園のCMにも出るぐらい人気があったのにアスリートにとってケガは致命傷。
それでもなお頑張って欲しい。
相撲
本場所
相撲の本場所は1年に6回、奇数の月に開催。
現在の取り組みは、月の第二日曜日から始まり15日間連続して毎日行われる。
最初の1日目を初日と呼び、8日目が中日、最後15日目を千秋楽と呼ぶ。
年6回の本場所は一月場所、三月場所、五月場所、七月場所、九月場所、十一月場所と言う。
また違う呼び方もある。
一月場所を初場所と呼び、東京の国技館で実施。
三月場所を春場所または大阪場所と呼び、大阪府立体育会館で実施。
五月場所を夏場所と呼び、東京の国技館で実施。
七月場所を名古屋場所と呼び、名古屋市の愛知県体育館で実施。
九月場所を秋場所と呼び、東京の国技館で実施。
十一月場所を九州場所と呼び、九州の福岡国際センターで実施する。
東京の国技館で実施した次は地方で実施し、また東京の国技館に戻る。
一、五、九月の3回は東京の国技館。
番付
力士のランクは番付と呼ばれる。
関取と呼ばれる力士は十両(正式名は十枚目)以上の力士、十両、前頭、小結、関脇、大関、横綱の6階級だけ。
前頭、小結、関脇、大関、横綱の5階級を合わせて幕内と呼び42人で構成、小結、関脇、大関の3階級を三役と呼ぶ。
十両より下の番付、幕下、三段目、序二段、序の口、前相撲、の力士は関取と呼ばず力士見習い。
給与
給料が貰えるのは上から6階級の関取のみ。
力士見習いは基本的に無給。
力士の人数は全体で600人代、年収は関取で1200~4200万円。
この他に関取によっては懸賞金、CM広告、スポンサー代がある。
取り組み
関取の取り組み15日間に対し、力士見習いの取り組みは7日間。
関取は15試合のうち8勝以上を勝つことを最初に目指す、8勝以上すれば勝ち越しと言われ、昇格。
7勝8敗以下を負け越しと呼び、降下。