ウミウシは雌雄同性、男であり女でもある
4月の江之浦
水温は14℃、1℃上昇
今日は朝から雨。
小田原の江之浦で潜ってきた。
昨日からの雨濁りで透明度は6m、水温は14℃。
先々週から1℃水温が上昇。
来週にはまた1℃、そして翌々週にはさらにもう1℃上がる予想。
ゴールデンウイーク前には16℃まで上がる。
ダンゴウオは成長
先月見つかった3~4mmのダンゴウオは育った。
なんと1ヵ月で3倍以上の12mmの大きさ。
顔にも白い皮鞭(皮膚が退化しヒゲのようになったもの)が付き、大人のダンゴウオっぽくなった。

体はコロコロとしたダンゴ状。
立派なダンゴウオ。
ウミウシは恋の季節?
シロウミウシが4匹集まって?
シロウミウシがパンダ岩に4匹も一緒に現れた。
今まで何処に隠れていたのか?

交尾のために集まってきた。
他にはムラサキウミコチョウは2匹、ヒロウミウシも2匹。
彼らは雌雄同体
ウミウシはオスの性器とメスの性器が1匹の体の中に同時に備わっている。
ニューハーフでもオカマでもオナベでもない。
本物?
男も女もない。
全員が男であり女である。
ただ自分の精子で自分の卵は育てられない。
人間の世界で考える
人間の世界で半陰陽。
人間の世界に男女の性が無かったら・・・
男女の区別が無いのだからトイレや風呂、更衣室、洋服類の性別の区分けが無くなる。
産婦人科は産人科。
化粧品は男女関係なく使い、男だから力強く働けとか、女だからおしとやかになどと言わなくなる。
可愛いの意味が変わり、個人の好みになる。
男女平等も不平等もない。
強いものが勝ち、裕福な者だけが贅沢をする。
カッコ良いもの、可愛いものだけがちやほやされ・・・
あまり変わらない?
あれ?
あんまり変わらない?
基本的には変わらないのか?
これ以上考えるのは止めておく。
ウミウシの世界は凄い。
父ちゃんにも母ちゃんにもなれる。