深度16m三角岩の隙間にいた甲殻類の名前はたぶんチュウコシオリエビ

江之浦の沖にある三角岩へダイビング

江之浦の沖は砂地

ダイビングサイト神奈川県江之浦の沖には目印がある。

海岸からエントリーして潜水を開始。

ゴロタ石の水底を沖へ向かうとゆっくり深くなり、深度12~14mで砂地になる。

砂地にあるピラミッドのような岩

ゴロタ石と砂地の境を右、南南西方向へ泳いでいくと石で積まれた漁礁から4mほど離れた位置に三角型の岩がある。

深度は16m。

初心者ダイバーでも潜水可能なエリア。

距離的にはリターンの目印的な岩。

3本のガイドライン

現在はナビゲーションがし易いようにガイドロープが設置されている。

深度6mの3枚ケーソン岩からは3本のガイドロープがあり、2番目のロープ沿いに行けば最短距離。

初めてでもナビゲーションは難しくない。

江之浦の水中MAP

剛毛で赤い細い脚はチュウコシオリエビ

岩の隙間の脚

その三角岩の沖側の面の水底近くにある隙間に興味を引く甲殻類の脚が見えた。

小さく赤い脚に毛が生えている。

隙間の奥に隠れているため顔と眼がよく見えない。

ストロボが邪魔で写真が撮れない

それでも写真を撮れれば種類が判明するかもしれない。

淡い期待を持ってシャッターを押す。

上下の岩が邪魔してストロボの光が届かない。

ハンディーライトの光だけで撮影

ストロボのスイッチを切る。

ハンディーライトのライトモーション800ルーメンの光だけでシャッターを押す。

なんとか見れる画像になった。

岩の隙間のチュウコシオリエビ

甲殻類の脚なのは解かるが・・・

赤い脚にヒゲのような剛毛がよく見える。

爪の付根は白い。

残念だが頭も目も隠れて見えない。

雰囲気的にはエビでもカニでもなく、その中間のコシオリエビの仲間のように見える。

果たしてこれで名前が解かるのだろうか?

岩の隙間のチュウコシオリエビ

さらに大きくトリミング。

岩の隙間のチュウコシオリエビ

名前はチュウコシオリエビ

カニ・エビ図鑑を片っ端からめくる。

カニにもエビにも似てる脚は見あたらない。

数多く捜してるうちにそっくりな脚を見つけた。

脚の細さ、長さ、赤い色に白点もピッタリ。

生えてる剛毛までソックリ。

 

岩の隙間のチュウコシオリエビ

顔こそ写ってない写真だがもはや間違いない。

やはりコシオリエビの仲間、種名はチュウコシオリエビ

やればできる。

次回はなんとか顔を見たい。