チビカエルはベニカエルアンコウに成長
名前のわからぬチビカエルアンコウ
最初に見たのは2020年12月5日
初めてこの子を見たのは一昨年。
2020年12月5日。
1年と2ヵ月前。
神奈川県小田原市江之浦海岸の深度6m。
ザラカイメンに棲むカエルアンコウ
黄色いザラカイメンが入り組んでる場所にいた。
大きさは1.5cm。
以前の呼び名はイザリウオ。
今の名前はカエルアンコウ。
あまりにも小さく種類が解らない。
誰の子供か?
イロカエルアンコウに似ている。
大きく育ってオオモンカエルアンコウになるかもしれない。
この時はやがて居なくなるので成魚の姿は見れないと諦めていた。
翌月2021年1月10日もいるチビカエルアンコウ
多くのダイバーに見られるチビカエルアンコウ。
ザラカイメンの上にいる。
またある時はザラカイメンの中に隠れる。
時には見えない穴の奥へ隠れ、ヒレだけ見える。
毎月潜るたびにチビカエルアンコウを確認。
最初の頃より人目を避けるようになった。
2021年9月11日チビカエルアンコウ
最初見た時から9か月が過ぎた。
同じザライカイメンを棲家としてチビカエルアンコウは成長。
5cmほどの大きさ。
ダイバーを嫌っているためザラカイメンの奥に隠れ、表に出てこない。
1年過ぎたらベニカエルアンコウに成長
2022年1月10日チビカエルアンコウは成魚に
やはり同じザラカイメンに生息。
ダイバーを嫌がりザラカイメンの奥へ隠れる。
出てくるまで根気よく待つ。
2022年2月5日堂々と体を見せる大きくなったチビカエルアンコウ
珍しく表に出ている。
今日は隠れずに堂々として怖がらない。
1年前と違う容姿。
大きさは7cmほど。
立派に成長、大きさから成魚に近い。
もうイロカエルアンコウではない。
オオモンカエルアンコウとも違う。
今ならハッキリわかる。
チビから改名ベニカエルアンコウ
君の名はベニカエルアンコウ。
薄べったい体。
皮膚の表面のザラザラした感じ。
カイメン好き。
目に入る筋模様。
エラ部分に入る模様。
背ビレの中央付け根にある薄い丸点模様。
間違いない。
ベニカエルアンコウで確定。
1年かかって稚魚から成魚へ
ベニカエルアンコウの親とは違う稚魚の姿をハッキリ確認。
子供は汚れが無く綺麗。
イロカエルアンコウの稚魚と予想したが違った。
でも途中ですり変わってたら反則。