冬の江之浦
初潜り
水温16℃
今年初の江之浦ダイビング。
水温は16℃まで下がった。
毎年の1月の水温。
ドライスーツの下に着るインナーは暖かい weezle IW-2200。
とっても暖かいのにウエイトの量は1~2kgしか増えない優れもの。
下っ腹に1枚ホッカイロを貼る。
下腹部を温めることで利尿作用を抑える働きがある。
そして背中と腰に1枚づつ貼る。
ここはとても暖かく感じるツボ。
いつもより厚着、さらにホッカイロを貼り、準備万端。
エントリー
潮が満ちているので楽にエントリー、水面を移動すると顔はひんやり。
体は冷たさを感じない。
潜降するとやはり透明度良く、遠くも見える。
透明度は18m。
魚達はいるが何かスッキリした海の中。
ソラスズメダイ
ソラスズメダイは沢山いるが先月のようなカラフルさが少ない。
青の発色が弱く、灰色や黒っぽいものまでいる。

魚は12月より少なめ。
季節回遊魚の姿を捜すが見当たらない。
モンツキハギの子も、トゲチョウチョウウオの子の姿も確認できない。
既にいなくなってしまったのか?
それとも岩の下で寒さに耐えているのか?
少し進みイソギンチャク畑では
ミツボシクロスズメダイの子供達は元気。
集団で寒さに耐えて頑張っている。
なんとか越冬して欲しい。
けれど更に水温は14℃まで下がる。
水温低下の期間は3ヶ月以上続く。
今までミツボシクロスズメダイが越冬できたことはない。
この元気な姿を目に焼き付けておく。
温泉でも引いてあげたい。
カミソリウオ
先月見つけたフウライウオ(カミソリウオ)がまだいた。
けれどオスだけ。
メスにふられてしまったのか。

写真は12月に撮影したラブラブの頃。
恋の季節は終わり、メスは何処へ行ってしまったのか?
2ダイブ目
時化てくる
休憩を1時間とって2本目を潜る。
南岸低気圧の接近で海が時化てくる予報。
早めに潜る。
雨はまだ降ってない。
ワカメなし
浅い岩場を探すが見つからない。
ワカメはまだ生えてない。
水温が16℃に下がってまだそんなに日にちが過ぎていない。
1か月後の2月には芽が出ているかも?
ミアミラウミウシ
沖の三角岩まで行く。
極彩色のミアミラウミウシが動かず佇む。
昼寝中か?
右側のツノのような部分が触覚。
目は触覚よりも少しだけ後方にある。
目の役割は明るさを判断するぐらい、動物のようにハッキリ見ることはできない。
そして左上の白とオレンジのふさふさが鰓。
流れでゆらゆら動くのが見える。
ミアミラウミウシのこの綺麗な極彩色にはどんな意味があるのか。
きっと毒があると強調している。