スキンダイビング(素潜り)の潜降の仕方
潜降の仕方ヘッドファースト潜降2種類
基本はヘッドファースト潜降
スキンダイビングは息を吸ったあとに息を止めて潜る。
息を吸った分だけ浮力があり潜降しづらい。
そのぶん勢いをつけて潜降する。
基本的には頭から潜っていく、ヘッドファースト潜降。
スキンダイビングの潜降の仕方を3種類。
A、ジャックナイフと言われるヘッドファースト潜降
水面で休息の姿勢から始める。
最初は水面で水平の姿勢で浮く。
腰から上半身だけを水底に向け、両手を伸ばす。
腰を90℃曲げ上半身だけ水中に潜る状態。
下半身は水面に浮いたまま。
次に両足を揃えて上げる、逆立ちをするイメージ。
勢いをつけて両足を上げる。
真っすぐ上にあがることで足の重さで沈む。
両手は一度だけ平泳ぎのように水をかく。
その後は抵抗にならないように手は体側に着けておく。
フィンの先まで沈んだらフィンを大きくかく。
浅いところでは頭を水底にぶつけないように気をつける。
B、足曲げ潜降(ジャックナイフと似ている)
Aのジャックナイフと似ている。
違うのは両足を上に上げやすいよう最初にヒザを曲げて抱えこむ。
そのあと上へ足を伸ばす。
どうしてもジャックナイフが上手に出来ない人むき。
ジャックナイフの方がカッコ良いのであまり知られない。
海女さんの潜り方はこのスタイルが多い。
潜降の仕方フィートファースト潜降
C、スタンディングからの潜降
この方法は背の立たない深い場所で練習する。
潜降には8つのステップがある。
①でまず水面に立って浮いた状態で呼吸を整える。
②両手は左右、両足は前後に大きく開く。
③両足を勢いよく素早く閉じ、上半身が持ち上がる瞬間に両手も水面を叩くように水をかく。
上半身が上がったら、抵抗を少なくするため足を閉じ、手は体側に着けたまま息を吸って止める。
持ち上がった上半身の重さで沈む。
④足はフィン先を合わせ水底へ刺すようにする。
顔まで沈んだら両手で水を持ち上げるように水をかいて沈む。
⑤水中に沈んで潜降の勢いが止まったら前転をして回転する。
⑥頭を下にしたら両手両足を伸ばす。
⑦手はひとかきだけする。
その後は体側に着け、手は使用しない。
⑧足だけでフィンをかいて潜降する。
耳抜き
潜降すると耳に圧力がかかる。
耳が痛い時は深くは潜らない。
無理に潜ると耳を痛める。
痛くない深度で潜るのは大丈夫。
耳抜きを覚えれば耳を傷めずさらに深く潜れる。