台風の影響ない獅子浜の水温は29℃、オトメベラが笑う

台風7号の影響なく獅子浜ベタ凪

台風7号は太平洋側を北上

獅子浜

台風7号は昨晩から今日の朝方にかけて関東を直撃せず、千葉県と茨城県の太平洋側を北上していった。

2024年8月17日、予定では江之浦へダイビングに行く予定だった。

どんなものか。

西伊豆は全てオープン

獅子浜

昨日16日に調査した結果は南伊豆から北側のダイビングポイントは全てクローズだった。

けれど西伊豆のポイントはオープンしていた。

獅子浜や井田はウネリさえ入っていないベタ凪という。

現地の状況を聞くと17日の今日も問題ないという。

静岡県沼津の獅子浜はベタ凪

雨の上がった早朝に出発し南下するほど空が青くなった。

am08:00獅子浜到着。

海は湖のように波もウネリもない。

風もなく、話の通りベタ凪。

獅子浜の海水温29℃、水面は30℃

冷たくない海水

ダイビングの準備をして海へ入る。

ウエットスーツに入ってくる水が冷たくない。

先週の10日もこんな感じだった。

水温は沖縄と同じ29℃

レギュレターを銜えて波のない水面から水中へ潜っていく。

水温は29℃!江之浦より3℃も高い。

なんと昔の沖縄より温かい。

着用するウエットスーツはワンピースだけで充分。

フードは必要ない。

ニシキベラは浅い深度が好き

周りを泳ぐニシキベラの色が鮮やか。

ベラ独特の両ビレを同時に使った泳ぎ方。

大きさは10cmほど。

6mより浅い深度が好きなベラ。

赤い顔、緑の体、青いお腹の発色が凄い。

ニシキベラより鮮やかなオトメベラ

さらに目立つ魚がいる。

25cmはあるオトメベラのオス。

ここまで大きくなる魚体をここら周辺で見ることはない。

もともと南方系の魚、昔はあまり見られなかった。

今では普通に見られるようになった。

大きさ10cm位まではニシキベラにそっくり。

尾ビレが黄色なのでオトメベラと判断ができる。

水温が高いので昨年産まれた子が越冬して今夏25cmまで育った。

ここまで大きく育ったオトメベラは体色に緑色が消え、鮮やかな青色が美しい。

顔の赤い模様と尾ビレの黄色は残る。

水温が29℃で高活性

水温が29℃もあるのでここを沖縄だと思っているのかもしれない。

体の動きもよく活性が高い。

あちらこちらの石の隙間にいるエサを捜しまわる。

とても写真は撮れそうにない。

水面水温は30℃まで上がる

日中の気温は36℃まで上昇。

これに伴って水面が生暖かくなる。

水温計は30℃を示す。

これで良いのだろうか。

水温が高すぎることに不安さえ感じる。

とりあえず目の前にいる魚たちは水温の上昇を楽しむように泳ぎ回っている。

高水温が苦手な魚は深場の22℃以下の深度へエスケープしたらしい。