旨いシロギス料理と面白いシロギス胴付仕掛け
旨いシロギス料理
海にも行けず
潜りにも行けず
釣りにも行けない。
ふと右手を見てみれば針と糸がある。
というわけで早く緊急事態宣言が解除してくるようにシロギスの仕掛けを作ってみた。
天ぷら以外のシロギス料理
シロギスの天ぷらは有名だが他にも旨い料理がある。
個人的にはシロギスのフライが好き。
揚げたてのあのサクサク感とクセのない味がなんとも言えない。
大き目のシロギスなら刺身も旨い。
白身でやや甘い感じの舌触りはワサビ醤油によく合う。
小さめのシロギスのピンギスは身が少ないので上記の料理には向かない。
ピンギスの一夜干し
そんなピンギスの旨い食べ方は一夜干し。
ピンギスのエラと腸だけを取り除いたら、串で目刺しにし、軽く塩をかけて一晩干せば出来上がり。
翌日の晩酌のあてに炙って頭からかじる。
香りと味が染み出てくる。
丸秘的な楽しみ。
シロギス標準サイズの塩焼きも立派に旨い。
新型コロナウイス感染が収束したら是非自分で釣ったシロギスで美味い料理を楽しんでみたい。
シロギス胴付仕掛け
初めて見たシロギス胴付釣り
今回のシロギス仕掛けは天秤タイプではなく、胴付仕掛け。
数年前からシロギス釣りの胴付仕掛けにはまっている。
5年ぐらい前の事、同じ船の船尾でシロギスを釣っていた御仁があまりに多く続けてシロギスを釣るのを見て何が自分と違うのか?
自分の釣りを休憩して20分ほど観察していた。
そうしたら気を良くした御仁がシロギス胴付釣りについてのウンチクを語ってくれた。
- シロギスの釣り方は飲ませる釣り、エサをシロギスに飲ませて釣る。
- アタリがあっても合わせない、竿を送って飲ませる。
- オモリを海底から動かさない。
- オモリを移動する時は大きくあおるようにして動かす。
- エサは目立つように大きく垂らす。
- 手返しの早さで数を釣る。
その時伝授してくれたシロギス胴付釣りのコツをまとめるとこんなところ。
天秤仕掛けはオモリの先に針があるのでシロギスが針掛かりした後、オモリを引きづってから手元にアタリが現れる。
胴付釣りはオモリより手前に針があるのでアタリは大きく早くダイレクトに手元へ伝わる。
小さなシロギスでも大型のシロギスと勘違いするほどアタリが大きい。
そこが胴付釣りの面白さのひとつ。
外道としてマアジも掛かる。
シロギス釣り胴付仕掛け
太さ1.5号、長さ60cmの幹糸に回転ビ-ズssを通し、下はスナップ付ヨリモドシ10号、上はヨリモドシ10号を結ぶ。
回転ビ-ズのサイズはss。
回転ビ-ズはビーズの縦横に糸を通す穴が開いている。
太い幹糸を通すのは縦穴、細いハリスを通すのが横穴。
太さの適合があるので回転ビ-ズの縦横の向きは大切。
回転ビーズが下から15cmで固定できるように上下を8ノットで止める。
ハリス1.2号をビーズの横穴に通す、長さ40cmに調整し反対側を8ノットで止める。
- この回転ビーズを取り付けると流れや魚の動きに対してスムーズに回転するので糸絡みがなくなる。
- ビーズから上の幹糸(45cm)をハリス(40cm)よりわずかに長くすることでハリスの幹糸への絡みがなくなる。
- 下のヨリモドシにはオモリが着脱し易いようにスナップが付いている。
- 針のちもとに小さな金ビーズや夜光ビーズを付けてもよい。
準備が出来ればいざ出陣。
早く新型コロナウイスよ、収束してくれ。