コスパも最高、自分で出来る網戸の張替え
自分でやろう網戸の張替え
網戸の張り替え
あまりに良い天気が続くので網戸を張替えてみた。
古くなってあちらこちら痛んで穴が開いている。
ガムテープなどで応急処置をしてはいたがなんとも見すぼらしい。
カメムシが何処からか入り込み網戸の内側にとまっている。
なんとかせねばなるまい。
空は雲一つない快晴。
網戸の張替えにはピッタリ。
今まで一度も網戸の張替えは試したことがない。
自分でできるような気がする。
まずは張替えする網戸の大きさを測り、ホームセンターへ材料を仕入れ。
網戸を窓枠から外す
網戸は窓枠の1本のレールに乗る。
両端を均等に持ち上げれば外せる。
網戸の下側レール接点部分には回転車が付く。
上下がわからなくなった時はこれがひとつの目安になる。
網面の縦横の大きさを測り、メモしておく。
古い網を外す
網は網戸枠の溝にスジの入ったゴムのパッキンで圧着。
このパッキンを取り外す。
パッキンを埋め込んだ始点を捜す。
千枚通しやドライバーの細いものをパッキンの切れ目に入れ、ほじ繰りだす。
3cmほど出たら枠を押さえパッキンを引き抜く、乱暴に引っ張り枠を壊さぬように注意。
1本のパッキンが簡単面白いように外せる。
パッキンには太さに違いがあり、外したパッキンの一部を3cmほど切取り、サンプルとして購入場所へ持参すると良い。
次に網戸も溝に埋まっている部分を端からゆっくり外していく。
これも簡単に網全体を外すことができる。
網はかなり汚れ、ホコリが出るので家の外で作業した方が後が無難。
枠を掃除したら、材料を仕入れに行く。
網戸の材料仕入れ
ホームセンターの網戸DIYコーナーへ。
まずはパッキンの太さを知るために太さ合わせのパネルを見つける。
持参した古いパッキンのサンプルを穴に通し太さを調べる。
このパッキンの太さ4.5mm。
パッキンにはも種類がある。
サイズ、長さ、ローラーとセットのものなど。
今回は太さ4.5mm×20mを購入、価格は498円税別(税込547円)、必要な長さより30cm以上は多めに準備する。
忘れてならないのはパッキンを溝に埋め込むローラー、これがあると作業がスムーズ。
太さ4.5mmのパッキンに合わせたローラーを選ぶ。
簡単なもので十分、価格178円税別(税込195円)。
そして最後に網戸用のネットを選ぶ。
色、幅、長さに種類がある。
色はグレー、幅91cm×長さ6mを購入、価格1,080円税別(税込1,188円)、網も必要な長さより10cm以上は長めに準備する。
3点で合計1,930円税込。
これで3~4枚の網戸の張替えが出来る。
初めてでも簡単網戸張り
網戸張り
必要な物は網戸枠、網、パッキン、ローラー、カッター、ハサミ。
網戸枠を平らな場所に寝かせる。
網を左側に置く。
網を伸ばす。
窓枠の溝よりも左右上下多めに出す。
枠と網の目が平行になるように気をつける。
網が丸まるのでENDの上下を窓枠角の下へ織り込むと便利。
溝にパッキンを埋め込む
左端上よりパッキンを押し込む。
最初の埋め込みと角の埋め込みはローラーの反対側にある尖った部分を使う。
直線部分はローラーで簡単にパッキンを埋め込むことができる。
あまりに簡単なので自信を持ってしまう。
最初はパッキンを軽く引きながらローラーで埋め込むとスムーズ。
網戸をピンと張るコツ
網戸をピンと張るには少しコツがいる。
①から順番に④までパッキンを埋め込む。
網目は枠と平行になるようにする。
- ①と②の面は気にすることなくローラーでパッキンを埋め込む。
- ③と④の面にはピンと貼るコツがある。
- ③の面は外側(上の写真の場合は下側)へ網を引っ張りながら少しづつパッキンを埋め込む。
- パッキンは長めに伸ばし、先に前方に這わせておくとやりやすい。
- ④の面も外側(上の写真の場合は左側)へ網を引っ張りながら少しづつパッキンを埋め込む。
- 最後までパッキンを埋め込んだらハサミでENDを切り、ローラーで埋め込む。
余分な網を切除
カッターを使いパッキンを埋め込んだ外側の溝に刃を立てて余った網を切って行く。
最初はゆっくり、慣れてきたらスピードも上がる。
角はゆっくり慎重に。
全て取り除けば完成。
落としたコインをはじくほどピンと貼れている。
簡単、ここまで上手に出来るとは!
窓枠へ取り付け
後は窓枠へ取り付けるだけ。
上下裏表を間違えず、網戸のレール車が下向き、パッキンを入れた面が外向きになるように。
網戸レールに合わせ、上部左右端をまずセットしてから下部の網戸レールに乗せる。
これで完成。
網戸1面が最初30分かかった、最後は10~15分で出来るようになった。