芝生で見つけた白いボールは毒キノコ
競馬場の芝生にマッシュルーム似の白いコブシ大ほどのキノコ
浦和競馬場を散歩
昨日、小春店長の運動に付き合って浦和競馬場を散歩した。
馬が走るトラックを横断して中へ入る。
中央の広いエリアは競馬の無い日は自由に入れる。
公園あり、ゲートボール場あり、芝生あり。
芝生に丸い白い物
緑の芝生はいつものように手入れされている。
その中に奇妙の物が見える。
白いボールのように丸い。
大きなものは野球のボールと同じ、握りコブシほどの大きさ。
小さなものはピンポン玉ほど。
本当にボールなのか。
側までよって良く見るとキノコらしい。
タタミ三畳ほどのここだけに生えている。
食べられるのかマッシュルーム似
マッシュルームに似るが大きさが違う。
もしかして食べられるのか?
食べて食あたりしても恥ずかしい。
そこまでチャレンジする気もしない。
海の生物ならかなり物知りだがキノコに関しては無知。
丸いボールは毒のあるオオシロカラカサタケ
食べられるキノコと毒キノコは似ている
このキノコの名前はオオシロカラカサタケ。
最初は食用にもなるオニフスベかと思っていたが正解は毒のあるオオシロカラカサタケ。
やはり無知は怖い。
食用にしなくて良かった。
丸い形が少し時間が経つと傘を広げたキノコ型に変化する。
オオシロカラカサタケの特徴
オオシロカラカサタケの季節は春~秋。
大きさ10~30cm。
傘の形は幼い時は球形をしており、饅頭型に変化した後に、やがて平らに開く。
オオシロカラカサタケは中型~大型のキノコで表面の色は白色。
幼菌時は黄土色または淡い褐色をした表皮に包まれている。
成長すると表皮は裂けて、傘の表面がササクレ状になる。
傘が開くとヒダは幅が広く、密に並び幼い時は白色、やがて濁った青緑色を帯び、成熟すると暗オリーブ褐色に変色する。
オオシロカラカサタケの柄は長さが10~30cmと長く成長する傾向がある。
柄の中身は空洞。
カブトムシのような土臭いニオイがある。
オオシロカラカサタケの毒性
食べると悪寒、発熱、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状がでる。
摂取後 30分から3時間で発生。
知らないキノコを自分で判断して食べない。
キノコを食べて異常を感じたときは,すぐに医療機関で診察を受ける。
食べ残しのキノコを持参すると,治療の参考になる。