ラパスでマンタとシャチとダイビング
ラレイーナでマンタとダイビング
イルカの大軍
翌日、朝も早々に出航。
目的地は大きく場所を変えてラレイーナ。
途中から昨日とは違う方角へボートが走る。
陸地から離れていくとイルカの群れが出現。
その数が凄い。
500頭以上の数、それも小型。
ここまでの数の群れを見たことがない。
クジラの尾ビレ
その後10分。
右、前方に大きな尾ビレが見える。
ゆっくりと水平線に静む。
クジラだ。
種類までは解らない。
ラパスって凄いとこ、もしかして?
マンタへの気持ちが薄くなる
ラレイーナに到着。
ゆっくりとした流れ。
ボートの後方にマンタ発見。
潜降しても逃げずにそこにいる。
慌てなくても十分。その後大きく岩場を周ると他にもマンタを発見。
戻ると最初のマンタはまだ動かず。
昼食後もまだマンタは船尾から移動しない。
マンタへの憧れがだんだん薄らいでいく・・・。
午後はシャチとダイビング
キングエンジェルフィッシュ
最後のダイビングはポイント名わからず。
エスピリトサント島の南南東の場所。
特に変わったこともなく魚が色々いる。
深度は16~20mほど、流れはない。
日本では見られないメキシコ湾の魚、コルテスエジェルフィッシュやキングエンジェルフィッシュを見て感動しながらボートへ戻る。
不思議な音のダイビング
ボートまで残り50mという時に不思議な音を聞く。
今まで水中で聞いたことない音。
なんだ?
イルカの声にしては低すぎる。
クジラの声にしては高すぎる。
ブランコのような音
あえて言えば油の切れかかったブランコのような音。
キ~コ~~⤴キーコーー⤵
思い当たるイメージがない。
ボートのハシゴが揺れている音にも聞こえる。
時間がきたのでボートへ浮上。
水面から顔を上げた瞬間、船長が慌てている。
「Orca !Orca! hurry up!」
「Orca !Orca! hurry up!」
「シャチだ!シャチ!早く上がれ!」
そうか。
近くでシャチが出たんだな。
早く上がれば見れる場所まで連れて行ってくれるのか。
有難い。
そんなチャンスは滅多にない。
それでは急がねば。
ダイバーを無理やり引き上げる
女性ダイバーは丸太のような腕の男二人に肩をワシ掴み。
ハシゴも使わず、器材を背負ったまま、ボートの上に引き上げられる。
なんというパワー!
濡れてるうえにタンクとウエイトもあるから70~80kgはある。
なんという強引さ!
この人たちとはケンカとしかしない方が賢明。
シャチが真横にいる
すると動くものがそこにある。
黒い三角の背びれ。
エキジットをサポートしているとその横にシャチの背ビレが目に入る。
顔を水面に沈めると黒に白柄のクジラ。
それも大小2匹。
子連れのシャチが直ぐ側を泳いでる。
ありゃ!
こんな近くに!
シャチの親子はそのまま遊ぶでもなく、ゆっくり遠ざかった。
あ~勘違い
もしかして船長の「Orca !Orca!hurry up!」は?
シャチに喰われちゃうから早く上がれ!
という意味だったのか・・・。
もしかしてブランコの音はシャチの声?
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