江之浦の11月の水温と魚たち
11月の水温
少し水温は下がり上旬で23℃下旬で20℃となる。
透明度はさらに良くなり横に15m以上見える。
陸上は寒い日もあるが水温は暖かい。
季節回遊魚も元気にエサを食べる。
魚は相変わらず多く、透明度が良くなった分、沢山の魚影が見える。
面白い魚を見つけたのでご紹介マツカサウオ
ガイコツのような見た目。
モンスター映画に出てきそうな風貌。
黄色い体に黒いウロコ模様。
黒いハッキリした目、強い意志を感じる。
人間で言ったら黄金バットと。
マツカサウオの子供。
深度6mの岩の下に生息中。
身体が鎧
見た目どおりに体の表面は硬く鎧のよう。
ヒレもトゲトゲしていて硬くて強い。
早く泳ぐことは苦手、泳ぎ回る事も得意ではない。
夜行性で昼間は大きな岩の下などの暗い所に隠れている。
大きさ10cmほどになる。
皮膚が甲羅のように硬いので食べる気はおこらない。
けれど肉は美味いと聞く。
食べる機会があるだろうか。
発光する魚
さらにマツカサウオは面白い器官を持っている。
アゴの下に発光バクテリアを飼っている。
夜の真っ暗な海でホタルのような光を出す。
エサを誘うためと思われる。
光は出す出さないを自由にコントロールできる。
名前はカッコわるいけど
タコベラ
江之浦では春には見れないタコベラ、秋になると毎年顔を見せる。
なぜタコなのかは良くわからない。
蛸にも似ず、凧とも思えない。
誰が名付けたかタコベラ。
このタコベラの特徴は尾ビレ。
尾ビレがひし形
他の魚と違って尾ビレを開くと見事なひし形になる。
ここまで見事なひし形の魚は他に見ない。
色柄も陸上では目立つが水中では暗く目立たない。
11月は陸上よりも水中が賑やかで楽しい。
水温もまだ暖かく楽な気持ちで海に潜れる。
透明度が良くなった綺麗な海。
江之浦の水温と魚たち
1年間の江之浦の水温と魚たち。
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1~4月、5~6月、7月スズメダイの産卵、7月アオリイカの孵化、8月、9月、10月、12月