西川名ボートダイビングの潜降
どんより雲が夏空に
暗い東京の空
どんより曇った空の下、房総半島の先端へ車を走らせる。
東京全体を覆った雲。
東京湾海底トンネル・アクアラインを通り過ぎる頃には靄がかかってきた。
鋸南の山々にも雲が低く降りてきたように靄がかかる。
ところが鋸南を超え館山に入ると雲が途切れ青空が見えてきた。
館山は夏空、ベタ凪
館山の先端、西川名には青空と夏の陽射しが降る。
夏だ。
台風5号「ノルー」の影響を心配していたがうねりはまったく入っていない。
波ひとつないベタ凪。
西川名の潜降スタイル
ボートは新造船「Aperitivo」
到着後、準備を急ぎ港に向かう。
乗船するボートは昨年9月に就航した Aperitivo 。
30人乗り、150馬力の船外機を2機取り付け。
真っ白な船体、キャプテンルームには「さかなクン」直筆の魚のイラスト。
ポイントは港から4分
港から4分ほどでダイビングポイントAブイに到着。
ここは館山の先端で流れも強い。
そのため多くの魚が集まる。
常時、潮の流れが速いポイントだがここはドリフトダイビングはせずアンカーダイビング。
ラインを掴んでエントリー
エントリー時にはレギュレターを銜えてタグラインを掴む。
タグラインを手繰り寄せて水面移動。
流れがあっても潜降ラインまでたどり着ける。
BCDには少しだけ空気を入れておく。
大きな浮力は流れに逆らうときに邪魔になる。
潜降ラインに摑まって潜る
西川名では流れがあるので水面での集合はしない。
順番にどんどん潜降する。
流れがあるので潜降ラインを離さず潜降。
潜降ラインを離して潜降すれば集合するアンカーから離れた場所に流される。
水底に到着と同時に迷子となる。
潜降は自分のペース
潜降はゆっくりで良い。
アンカーラインに摑まっていれば迷子になることはない。
自分のペースで落ち着いて潜降することが大切。
深度は水底で19m。
水底近くは山に囲まれているような地形なので流れはゆるい。
全員が水底に到着したらいよいよ移動。