海へ行きたくなるダイビングカレンダー
海の2018年ダイビングカレンダー後編
一日おいて2018年度カレンダー残り半年分の紹介。
7~8月
オニイトマキエイ。
別名マンタ。
おとなしく大きなことでダイバーに人気。
大きさは最大で8m。
エイ特有の尾の毒針は無く、プランクトンを食べる暖海系の魚。
早く泳ぐ時、目の先にある鼻のように見えるヒレを糸巻きのように棒状に丸める。
日本では沖縄の慶良間諸島、石垣島、西表島などでよく見られる。
海外ではモルジブ、パラオ、フィリピン、タヒチのランギロア、メキシコのラパスなどが有名。
プランクトンが多いやや濁った海域でプランクトンが沢山流れてくる大きな山のようなサンゴの上などを好む。
マンタが回遊してくる時期と場所が決まっている場合が多い。
また海が凪ぎの時の方が遭遇率が高い。
仲間にやや小型のイトマキエイと更に小型のヒメイトマキエイがいる。
9~10月
トゲチョウチョウウオは太平洋、大西洋の広範囲の暖かい比較的浅い場所に生息するサンゴ礁の魚。
神奈川県の江之浦にも9~12月頃、南方から流れてきた幼魚が見られる。
12月を過ぎ水温が18℃を下まわると居なくなるので死滅回遊魚と言われる。
今年もエンリーポイントの4m付近に現れている。
11~12月
ザトウクジラはヒゲクジラでオキアミやニシン、シシャモ、サバなどの魚を捕食する。
大きさは15m、重さは30tほど。
日本にはベーリング海より小笠原から沖縄の慶良間諸島の西側へ毎年1月~4月頃、繁殖と子育てのために回遊してくる。
日本近海で子育てをしている間はエサをとらない。
撮影地は小笠原か?
沖縄の慶良間諸島か?
またはハワイか?
シーズンになると小笠原でも慶良間諸島でもホーエルウオチッチングが盛んになっているがホエールダイビングは許可されていない。
この写真は特別な状態で撮影されたものと考えられる。
現在、サトウクジラの調査捕鯨は実施されていない。