元日と元旦の意味と違い

元日の意味

正月を表す字

正月を表す言葉は色々ある。

新年、年明け、新春、迎春、謹賀、賀春、元日、元旦など。

年賀状などによく使われる言葉。

その漢字で意味がだいたい理解できる。

謹はつつしむ、賀は喜ぶ。

元日

元日も漢字そのものが意味を表している。

元日とは1年のもとになる日、1月1日のこと。

元は物事のもととなるもの、最初、一番目、はじめ、根本となるもの。

1年365日ある最初の日、1年のもとになる日、1月1日。

1月2日や3日は元日ではない。

元旦の意味

元旦

元旦は元日と字が似ているが微妙に意味が変わる。

元旦とは元日である1月1日の朝の事。

旦は朝、早朝、明け方、夜明けを意味する。

日の下に一の字、この漢字の表現するところは水平線や地平線の上に浮かぶ太陽。

日の出

日ノ出暗闇が明けていく、東の空が赤くなり太陽が昇る。

薄い光から強い光に代わり、丸い光が水平線から姿を現す。

やがて全身を表した太陽は水平線から離れ空へ昇って行く。

日は太陽を表し、一は海の水平線や地平線を表す。

水平線の上にある太陽、日の出直後の姿が旦。

朝日

年賀状に書くなら

年賀状に元日と書くなら年賀状が1月1日に届くようにポストにだすとピッタリ。

または1月1日に年賀状を書いてだすと誠実。

元旦の意味を考えて年賀状を書くなら、1月1日の午前中に届くように投函。

または1月1日午前中の早い時間に年賀状を書いて出せば意味通りになる。

細かいことを言わなければ新年、年明け、新春、迎春、謹賀、賀春、元日、元旦も全て正月を意味する言葉。

けれどそのわずかな違いを知って文字を使うのも日本人らしい。