蚊の季節到来、蚊が血を吸うとき
痒いのがたまらない
初蚊
昨晩、今年初めての蚊に刺された。
蚊は嫌い。
好きな人は少ない。
痒くて痒くてたまらない。
かけば更に痒くなる。
痒い時間が継続するのがたまらない。
ゆえに刺されると出来るだけ何もせず我慢を心がける。
それでも我慢できないときは患部の周囲を痛くなるように叩く。
やがて1時間ほどで痒みはなくなる。
寝てる時は最悪
寝ている最中に蚊の羽音を聞くのは最悪。
暑くても我慢して頭まで布団をかぶる。
足の指の皮の厚いところなど刺されたら最悪。
今年もその蚊に襲われる時期がきた。
蚊は体温、二酸化炭素、汗などの匂いを感知し、暗い場所を好み、黒色に興味をしめす。
蚊の種類
日本には100種類ほどの蚊がいる。
屋内で刺される蚊はちょっと赤っぽい夜行性のアカイエカが多い。
林などで刺される蚊は黒に白縞模様のヒトスジシマカ(ヤブ蚊)が多く日中が活発。
一般にヒトスジシマカに刺された方が痒みが強い。
蚊の寿命はアカイエカが半年、ヒトスジシマカは短く1ヵ月ほど。
蚊の一生
メスの蚊は水中に産卵する。
卵は乾燥した場所では何年も生きることができ、水中にいれると孵化する。
乾燥してれば生きて行けるなんて嫌なやつ。
ヒトスジシマカの場合、数日で卵からボウフラになり7日でサナギに。
そして3日で成虫になる。
成虫のオスは通常花の蜜や草の汁などを吸い、動物の血は吸わない。
メスだけが産卵期が近づくと高タンパク質が必要になり人間の血液を吸いにくる。
蚊が血を吸うとき
2本の針で皮膚を切り裂く
血を吸うメスは体温、二酸化炭素、汗などの匂いに誘われ人間の皮膚に舞い降り、口針で皮膚に穴を開ける。
口が1本の針のように見えるが実は6本の針を束ねている。
2本がのこぎり状になっており皮膚を切り裂きながら穴を開け入れる。
最初は唾液
他の針で唾液を皮膚内に入れる。
この唾液に麻酔作用があり刺されているのがわからない。
また血液を固まり難く吸いやすい状態にする。
人間はこの唾液にアレルギー反応をおこし痒くなる。
メインの1本の針で血液を腹いっぱい吸い上げる。
血を吸い終わる時間は約2分30秒、唾液を注入する時間は約16秒。
お腹いっぱいのメスは体が重く鈍いので気付かれた人間の平手打ちの反撃に会う。
O型の血液が蚊に刺されやすいとうのは事実
順番でいうとO型、B型、AB型、A型の順で蚊に刺されやすい、理由はハッキリしていない。
蚊に刺される頻度がO型で83.3%、A型で46.5%という害虫防除技術研究所の白井先生の報告がある。
O型の人の体臭や汗などに蚊の好きな物質が含まれているのかもしれない。