東京湾ルアーでマダコ釣りエギダコ
ルアーでマダコ釣りは羽田沖
釣りキチ病の発作
ついにたまらん。
今年一度も釣行に参加してない。
ヒラメも、アジも、シロギスも、マグロも。
とうとう釣りキチ病の発作が発症。
夜18:30、釣り宿に電話をして明朝の予約を入れてしまった。
今回の狙いは東京湾のルアーでマダコ狙い。
荒川を下り40分
足立区鹿浜橋近くで船に乘り荒川を下る。
河口までは40分。
いつもは陸上から見る荒川。
川から見た眺めはいつもの景色と違う。
初めての船に乘り、初めての航路を行く。
新鮮な風が胸の中を吹き抜ける。
この感覚が気持ち良い。
荒川河口から20分ほど走ると目的地に到着。
羽田沖
羽田のJAL滑走路沖。
夏の東京湾、水の色はコーヒー色。
岸壁にある波消ブロック添いギリギリに船を着ける。
他にも4席の釣船が来ている。
時おりバードアタックを避けるための爆裂音が聞こえる。
滑走路は釣船から見えない。
ジェット音だけがコンクリの向こうを走っていく。
南空からは着陸する飛行機が船を狙ってくるかのように高度を下げ、頭をかすめる。
ルアーでタコ釣りの仕掛け
竿とリールと糸
道糸はPE4号、先糸のリーダーは7号。
重りは20号(船上100円、15号でもOK)。
リールはベイトリール、カワハギ竿のようにロッドは先調子でボトムの硬い物。
タコのルアーはエギ
餌木と書いてエギと読む。
もともとはアオリイカ専用のルアー。
ハリ数少なく大型にしたものをタコエギとして販売している。
ちょっと前までは無かった品物。
アオリイカの餌木をそのまま使用しても良い。
タコエギの価格はアオリイカの餌木の半分~1/3と安い。(船上400円)
三又サルカン
エギを1本掛けする人、2本掛けする人と様々。
重りとエギを取り着ける三又サルカン(船上200円)を使用。
組立はこのような感じ。
エギを躍らす
水底まで重りを着けたら重りが水底から離れないようにエギを躍らす。
竿先だけを小刻みに動かすと2匹の海老が餌を捜しているように見える。
タコはエビとカニが大好物。
喜んでエギの上に乗ってくる。
一気に力強く竿を上げる
竿先が重くなったら一気に力強く竿を上げる。
エギから落ちたタコが尾針にかかる。
竿がずっしり重ければタコが乗っている。
軽ければいない。
リールを巻き続ける
タコが乗ったならリールの糸を巻き続ける。
速く巻く必要はない、ゆっくり一定した力で巻く。
途中で止めたり、緩めてはいけない。
竿をあおっても、ポンピングしてもいけない。
針から簡単に外れてしまう。
水面まで来たら一気に船内へ取り込む。
船べりにタコが張り付いたら取り込めない。
大物の場合は無理せず網ですくう。
羽田沖20匹のエギダコ
am07:30釣り開始。
今日の目標、7匹食べられれば良しと決める。
深度6~8m。
沖にはアクアラインの換気口、風の塔が見える。
風が止まり波もない。
海上でも熱い。
流れもない。
20分ほど釣ると細目にポイントを小さく移動。
岸近くに仕掛けを落とすと消波ブロックに引っ掛かり、エギごとそっくり仕掛けが無くなる。
隣の人はロッドまで折っていた。
ブタバラを巻く
常連さん達はブタのバラ肉を輪ゴムでエギに巻いている。
ブタの白い脂身がタコには効果的。
初参加の自分にはそんな準備はない。
後ろの人はタコホルモンという謎の液体をエギに塗っていた。
エギダコのコツ
結果10時半には20匹達成。
10カウントはエギを踊らせることに集中。
2~3秒沈止めタコを乗せる。
次に大合わせを繰り返した結果。
そんなに大きくないけれどよく釣れる。
16匹だけキープしてその後はリリース。
東京湾にはどれだけタコが生息しているのか?
毎日釣られているのに湧いてくる。
失くしたエギは11個
タコの大きさは300~800gと小型。
料理が楽で良い。
5個の重りと11個のエギをロスト。
ここの水底にはいくつのゴミエギが沈んでいるのか。
作業ダイビングで掃除をしてみたい。
木更津修行の3時間
船から見る海ボタル
その後20分走って木更津方面へ移動。
船から見る海ボタルも新鮮。
ここら辺の水底は全部砂地。
所どころで船を止めては探り釣り。
大きいタコのいるポイントというがアタリなし。
木更津工場地帯
木更津の海岸は工場が並ぶ。
消波ブロックの海岸が続く。
岸近くに船を止め、探り釣り。
羽田沖ほど釣れない。
釣れてもサイズは変わらない。
10ヶ所以上のポイントを探るが14時までに釣れたタコは4匹。
全てリリース。
元気に大きくなってまた楽しませておくれ。
根掛かりもあまりなくロストしたエギは0。
今日のルアータコ釣り釣果
今日の釣果、マダコ24匹、カサゴ27cm1匹、マナマコ2匹。
タコ8匹をリリース。
夕飯のメニューは茹でダコの刺身、煮ダコ、焼きダコ、タコのから揚げ、タコ飯し、タコのアクアパッツアetc、何にしようか。
余った分は冷凍しておけば1年保存できる。