ハンマーヘッドシャークとアシカのメキシコ・ラパス
遠いラパスの道のり
ずいぶん前の話
もう20年前以上になる。
大物ばかり見たダイビング。
今も楽しいダイビングが楽しめるポイント。
メキシコのラパス
日本からはかなり遠い。
太平洋横断してサンフランシスコ経由⇒メキシコシティー経由⇒ラパス
ラパス到着後は車でホテルへ。
到着したのは日本を出発して翌日の午後11:00。
明日からダイビング
翌日早朝からダイビング。
ちょっとハードなスケジュール。
季節と月の状態、潮周りを選んで決めた日程。
エルバホでロープに絡んだマンタ
エルバホはハンマーヘッドシャーク狙い
ホテルのハーバーからダイビングボートに乗り込む。
目的のポイントは大物ハンマーヘッドシャークなどが見られるエルバホ。
片道2時間。
ラパスでも大物が見られる沖の沈み根、エル・バホに潜る。
流れの中を根の先端まで行くがハンマーヘッドはいない。
ロープを巻き付けたイトマキエイ
変わりにマンタがやってきた。
それもロープを巻き付け、アンカーまで引っ張ている。
マンタの日本名はイトマキエイ。
なるどほ確かに巻いている。
糸じゃなくてロープだけど。
外してやりたいがこの流れでは絡んだロープを引っ張ることになる。
マンタが痛むのであきらめた。
ハンマーヘッドシャークは1匹
流れが緩くなったので沖へドリフトしていくとハンマーヘッドはいた。
けれど単体。
群れには会えず。
ロスイスロテスでアシカと遊ぶ
ロスイスロテスはアシカ島
ボート上でサンドウイッチ昼食を済ませ、次に潜るのはロスイスロテス。
岩場にアシカが棲みついている。
繁殖時期に岩場に近寄るなと注意。
ナーバスになったオスのアシカが襲ってくる。
大きさ500kg以上。
体当たりされたら終わり。
アシカの子供と戯れる
赤ん坊だったアシカが今は子供に育ち、ダイビングをしているとちょっかいを出してくる。
フィンを齧ったり。
スノーケルを齧ったり、まとわりつく。
手を出せば甘噛みをする。
なんでも口に入れて試す。
痛みはある、血が出るほどではない。
ヒトデを喰えて水面を持って行き、落としては追っかける。
飽きたら次を捜す。
フレンドリーなアシカと遊べるダイビングはこのシーズンだけの楽しみ。
夜はラパスの地元民が通うタコス店で乾杯。