名ポイントブルーコーナーの岬のように飛び出した地形
ブルーコーナーは強い流れ
満潮最短コース
潮が満ちている。
ボートは水深のある浅場のサンゴ礁を通過。
最短距離を通ってガムリス島の間を縫って表海に出る。
すぐ右にブルーコーナーが見える。
ボートの総数は16隻
ブルーコーナー渋滞。
世界でも屈指のダイビングポイント
世界でも屈指の人気ポイントだけあってダイビングするダイバーも多い。
ブルーコーナーはガムリス島の海岸に沿った場所にある。
海岸を見てもその地形は解らない。
水中に岬のような形をして南西に向けて突出している。
深場から急に浅くなり棚の上で12~18m。
コーナー先端のドロップオフは330mより深く落ちる。
330mの高さの水がブルーコーナーにあたり、深度18mより浅い棚の上を水が移動する。
流れが強くなるのはあたり前。
ブルーコーナーも流れに集まる魚
魚達にとっては沢山のプランクトンが流れてくる良い餌場になる。
沢山のウメイロモドキやタカサゴ、クマザサハナムロなどのプランクトンイーターである魚が集まる。
その魚達を捕食するバラクーダー、ギンガメアジ、カスミアジ、ロウニンアジ、イソマグロ、ヨコシマザワラ、オグロツマジロザメなどのフイッシュイーターである大型の魚が集まる。
多くのエサが集まる場所がブルーコーナー。
ブルーコーナーは産卵にも好都合
また流れが速い場所は産卵するのにも好都合。
浮遊するタマゴを産卵する魚にとっては広い範囲に子孫を運べる。
ツノダシの大群、スダレチョウチョウウオの大群、カンムリブダイの大群、イレズミコショウダイの大群などの魚が年に数回このブルーコーナーへ産卵のために集まる。
敵も多いが産卵場としては見逃せない好ポイント。
それがブルーコーナー。
ブルーコーナーとブルーホール
ブルーコーナーとブルーホールは隣どおしのポイント。
ブルーコーナーが岬ならその手前のふもとにあるのがブルーホール。
ブルーコーナーは流れがあることで有名だがブルーホールは対照的に流れがない。