ゴールデンウイーク前半は江之浦でダイビング、3p岩のコケギンポ
昨日まで透明度2mだったが突然透明度8mに回復
透明度2~4m?
4月28日ゴールデンウイーク前半、神奈川県小田原市江之浦で潜ってきた。
この一週間は春濁りで視界不良のコンディションが続き、透明度2~4mとの情報が入っていた。
水温が16℃から17℃に上がり、植物プランクトンが増え、それに伴い動物プランクトンも増える。
魚たちにとってはエサが豊富にある良いコンディション。
透明度2mはつらい
ダイビングにとっては透明度2mはとてもつらい。
行く方向も見えない。
一緒に潜る同行者のバディーを簡単に見失う。
同行者をロストしてはダイビングを続けることはできない。
そして楽しみである魚を見つけづらい。
ゴールデンウイーク渋滞で遠方へは行けない
さてどうするか?
西伊豆へ行先を変えれば透明度の良いポイントもあるがゴールデンウイークの渋滞が怖い。
到着は昼過ぎ、帰宅は今日中に帰れないかもしれない。
ラッキー透明度回復、ベタ凪
当日、江之浦のコンディションに変化があった。
透明度4~8m、回復している。
南東の風2mでベタ凪。
問題なく潜れる。
3連休の中日なのでダイバーの数も少ない。
1ダイブ目は大岩周辺12m、マユ毛のあるコケギンポ3匹
赤いチビカエルアンコウ
早速準備して水中へ。
1ダイブ目は深度12mの大岩周辺を探索。
フサコケムシ畑にエサを食べるリュウグウウミウシは見つけられない。
近くの岩にオオモンカエルアンコウと思われる赤いチビ助を確認。
大きさ2cm、イロカエルアンコウとも思われる。
胸ビレの爪の数は8本までしか確認できず、オオモンカエルアンコウとイロカエルアンコウの見分けが出来ない。
気持的にはオオモンカエルアンコウのような気がするが?
もう少し体が大きくならないと判別できない。
3P岩のコケギンポ
離れの岩、深度14mへ移動すると先々週確認したマユ毛のある魚、コケギンポ3匹が健在。
マユ毛は本物ではない。
魚の皮膚が変化したもので皮弁と呼ばれる。
別々の穴に1匹づつ入り、顔だけだしている。
大きさはまだ小さめ。
このまま寿命がくるまで3~4年遊んでくれると嬉しい。
以前からコケギンポをP太郎と愛称で呼んでいる。
マユ毛も愛嬌があるが厚いタラコくちびると丸い大きな目玉が何とも言えない。
3p岩にいた子オニカサゴ
そんなP太郎の隣には10cmほどの子供のオニカサゴもいた。
擬態疑色のカモフラージュが立派、海藻にしか見えない。
おかげで見落とすところだった。
大きさからまだ子供。
子鬼カサゴ。
砂地に同化するタマガンゾウビラメ
3P岩の下の砂地に動く地面が見えた。
ヒラメの仲間。
口にはトラギスを喰わえていた。
これも見事な保護色、砂に同化して体の輪郭や顔がハッキリしない。
大きさ25cmのタマガンゾウビラメ。
5個以上の斑紋が見える。
美味しい魚。