荒川の初夏、キジのホロ打ちとオオヨシキリの声が響く

荒川へキジ捜し

キジは?

今日の休みも荒川へキジを見に行った。

最近、毎週のように見ているキジ。

広い川岸へ入って行く、緊急事態宣言が解除になったのに新型コロナウイルス感染予防のためのロープは今だに解かれてはいない。

オオヨシキリのやかましい囀り

葦原にはオオヨシキリの鳴き声がやかましいほど飛び交う。

細い葦に足でつかまり、空を見上げながら囀るオオヨシキリはなかなか愛嬌がある。

側に寄ろうとすると態勢を変えずに足の力をゆるめスルスルと滑り下がり葦の茂みに姿を消す。

人間が遠ざかるとまた茂みの中から現れる。

声は綺麗とは言えないがやかましいほど元気な声であっちこっちで囀りあう。

育った草で見つけづらい

目的のキジが今日はなかなか見つからない。

しばらくすれば鳴き声が聞こえるかと思えば、その声も聞こえない。

なんだろう今日は?

キジの姿が見つけにくい。

汗ばむほどの暑さ、本物の夏が近い。

今は初夏。

空き地の草が育ち、キジの姿を隠してしまう。

それでも300mほど先にいる雄キジを1匹見つけた。

そろそろキジを見るシーズンも終わりなのか。

コロナ騒動で、海へ行けず、仕事もできず、遊びもできず、野生のキジを見ることだけが楽しみ。

キジについて解かったこと

短い間だったけどキジについていくつか解ったことがあった。

  • キジは意外に身近に棲んでいる。
  • 人はキジを見てもキジと解っていない、キジがいることを知らない。
  • 100mより近くに寄れないのでキジだと判断できない。
  • 100m離れた距離では雄キジの赤い顔や綺麗な鳥の羽も見えず、黒いカラスのように見える。
  • キジからは人間が良く見えている。
  • キジは他の鳥と違ってあまり飛ばない。
  • キジは飛ぶよりも草むらの中に入って身を隠す。
  • 頭を隠してもお尻が出てることもある。
  • 雄キジは雌キジがいると気をつかう。
  • 雌キジの色は地味で保護色。
  • いつも外敵が来ないか注意を怠らない。
  • 鳴き声は「ケーン」とは聞こえない。
  • ニワトリが首を絞められたような声で「クェーン」と鳴く。
  • 同じ時間に同じ場所にいる。

写真を撮りたい

望遠レンズで撮ってみたい

機会があれば600mmの望遠レンズで写真を撮りたい。

キジも面白いし、やかましく鳴き続けるオオヨシキリもいい。

ここは白サギや鴨が見られる。

カワウやモズも見られる。

秋にはモズのハヤニエも見らるかも。

ウソの「ヒ・ヒ・ヒ」の声は聞こえるが姿は解らない。

カラスのクルミ割り

面白いカラスを見た。

カラスが木の実を空からアスファルトへ落とす。

割れないとまた実を咥えて空から落とす。

実は何処で見つけたのかクルミのようだ。

秋に見つけたクルミを何処かに隠しておいたのか?

クルミの実がなる時期はまだまだ先。

それにしてもカラスは賢い。