十二日街 調宮神社のかっこめと酉の市
十二日街(じゅうににちまち)
12月12日
12月12日は浦和の酉の市、地元では十二日街「じゅうににちまち」と呼ぶ。
毎年12月12日は十二日街と決まっている。
雨が降ろうが雪が降ろうが変わることは無い。
旧中山道 車両通行止め
この日、浦和駅前の旧中山道から調神社までのおよそ600mの区間は祭りのため夜10:00まで車両通行止め。
この600mの区間とその周辺に露店が並ぶ。
近辺も通行止めの所が多くなり、毎年12月12日の浦和駅西側は渋滞で混雑。
車にて近辺を通る方は出来るだけ浦和駅から離れた道を選んだ方がお勧め。
十二日街は「かっこめ」
かっこめ
十二日街の名物は「かっこめ」という神社で授与している熊手のお札。
参拝者は古い「かっこめ」を神社の社務所に納め、お焚き上げをしてもらう。
希望者は参拝の後に「かっこめ」を頂いて帰る。
参拝は昼間がお勧め
夜になると参拝の列は境内から中山道まで続く、昼間に行く方が空いているのでお勧め。
参拝の列の前方部にネットが張られる。
遠くから投げた賽銭で参拝者のケガを防ぐため。
参拝の仕方
境内の手洗い場所で手を洗い口をすすぐ。
参拝の形式は賽銭から始まる。
二礼、二拍手、一礼。
一年間、息災であった感謝を伝える。
参拝が終了したならば左右に歩き、後部参拝者に場所を譲る。
「かっこめ」は授与所で
「かっこめ」の授与所は参拝場所の左右にある。
お守りや札を授与している場所と同じく「かっこめ」を並べて巫女さんが授与。
希望者は巫女さんに初穂料1,500円を納め、自分の好きな「かっこめ」を選んで頂いて帰り、一年の無病息災と商売繁盛を祈る。
調宮の酉の市
縁起物の熊手
浦和の十二日街は酉の市でもある。
浦和は二の酉で、一の酉は大宮、三の酉は川口で開かれる。
神社の裏の調宮公園が酉の市の会場。
縁起を買う
この店は売約済みの黄色い短冊が沢山かかっている。
小さな熊手から大きな熊手、華やかに飾った熊手が高く飾られ、縁起物の大きな熊手を入手した人は誇らしげに抱えている。
昼間より夜の方が人が多く、照明もあり、華やかで賑やか。
あちらこちらで三本締めの声が聞こえる。
声高らかに邪を払い、運を呼ぶ。
師走12月12日、十二日街の酉の市。