伊豆山はどうなった?通れる道路は?

現在の伊豆山

大雨による土石流

大雨の影響による土石流で多くの被害が生じた。

被害にあわれた方へお見舞い申し上げます。

また亡くなられた方へ慎んでお悔やみ申し上げます。

今も救助作業が続き、復興作業はその後になる。

現在の伊豆山はどうなっているのか?

7月20日に下田へ行く用事が出来たので伊豆山を通過した。

その時の状況をここに記す。

伊豆山の通行止め道路

国道135号線の道路は通行止め

伊豆山の山側を通る道路、国道135号線は通行止め。

区間は湯河原から熱海まで。

地元住民の通行は可能。

海沿い道路、ビーチラインは通行可能

ビーチラインは規制はあるものの通行可能。

規制の区間は湯河原の料金所から熱海の料金所まで。

料金所で一時停止。

ハザードランプを点灯して走行。

最大時速30km/h。

実際に伊豆山道路を通過

伊豆山ビーチライン往路の道路通過状況

往路は早朝のため車台数は少ない。

湯河原料金所で一時停止。

ハザードランプを点灯し、ややゆっくりめで走る程度。

有料道路なのでコインを用意していたが料金の徴収はない。

伊豆山ビーチライン復路の道路通過状況

復路は夕方のため渋滞。

最高時速30km/hも出せない。

止まっては進み、進んでは止まる。

ビーチライン通過に30分

ビーチラインを通過するのに30分を要した。

車両数が多く、出口料金所での一時停止と湯河原出口にある信号による影響。

復路も料金の徴収はない。

ビーチラインを通るなら早朝か遅い時間が楽。

ビーチラインを通らないチョイスも

平日でこの渋滞なら週末は違う道が良いかも。

行先によって箱根ターンパイク、箱根スカイライン、沼津~修善寺~天城という道が選べる。

平日である今日、コロナ禍で伊豆の海水浴場はガラガラの状態。

これから夏の海水浴シーズン、出来るなら渋滞を避けたい。

泥だらけ伊豆山港周辺の現在

伊豆山の赤い陸橋

赤い橋の伊豆山港

赤い橋が目印の伊豆山。

この橋の下に伊豆山の小さな港がある。

土石流が流れた場所

正面に見えるのが伊豆山のホテル。

今は経営していない。

伊豆山の通行止めビーチラインから伊豆山地域へ入る道は閉鎖。

夕方6時過ぎ、ホテル前には人も車両もない。

泥でボロボロ

土石流で壊れた自動販売機

港近くにあった自動販売機が泥に流されボロボロ。

道路の泥は車両が通れるほどに除去。

土石流で壊れた建物

この建物の向こうにウエットスーツのまま入れる温泉があった。

ここから上の国道135号に向かって急こう配の坂道が続く。

地元住民しか使用しない道。

その坂道を7月3日午前、大量の土石流が流れ落ちた。

土石流で壊れた建物

写真左側が坂の入り口。

流されていない家もみえる。

家内には泥が満ちているのだろうか。

土石流が襲った道

見えないがこの下に小さな川がある。

また道路の下に人が通れる程度の小さなトンネルがある。

土石流が流れた場所

左手前がシャワー・トイレのあった建物。

中に泥が浸入。

伊豆山港の泥は手つかず

土石流に埋もれた船

多くの泥は坂を下り、この場所から海へ流出。

港内は多くの泥で浅くなっている。

陸上げした船も泥だらけ。

人が通れる程度の道

人が通れるだけの道を確保。

港内に車両の乗り入れはまだ出来ない。

あの日、伊豆山で潜っていたら大変なことになっていた。

土石流に埋もれた船

真弓丸は今も泥の中

船長が素潜りの時に使っていた綺麗な船。

今は泥まみれ。

青、赤、黄色のストライプが目立つ。

泥で汚れた船体を早く洗ってやりたい。

泥に埋もれた真弓丸

船尾には熱海港。

真弓丸の文字。

伊豆山港が復活するには3ヵ月ほど時間が必要か。