藺灘波(イナンバ)でダイビングと水中地図
藺灘波(イナンバ)って何処?
知る人ぞ知る藺灘波
伊豆七島のもうひとつのマル秘ポイント。
伊豆七島以外にもダイビングをするポイントがある。
藺灘波(イナンバ)も、銭洲(ゼニス)も、行ければラッキー!潜れればラッキー!そんな海。
藺灘波(イナンバ)の位置
藺灘波(イナンバ)は神津島より、南へ60kmの海上。
行き方は神津島または三宅島、下田から船をチャーターする方法のみ、定期便などはない。
神津島より片道2時間、下田からだと片道5~6時間の行程。
チャーター船は航海登録をしている許可船のみ利用可能。
風、波、流れ次第で、航行できないことも度々のポイント。
冬は季節風が強く海が荒れるため遊漁船の航行は禁止。
流れあり、回遊魚あり、大物あり。
十分な経験と知識を積んで、ドリフトの道具を準備して気をつけて潜ってください。
深度1600mからそそり立つ藺灘波(イナンバ)
深度1600mからそそり立つ岩が藺灘波島(イナンバ)。
一周は200m程、標高は75mとそれほど大きくはない。
島というより、岩という感じ。
周囲はどん深で、根から離れるとすぐに深くなる。
カツオドリが多く生息する。
藺灘波でダイビング
藺灘波の水中地図
東側に浅い根がある。
藺灘波(イナンバ)の船上では八丈島、八丈小島、御蔵島、三宅島がよく見える。
藺灘波島(イナンバ)は射撃の的
藺灘波島(イナンバ)は戦後、昭和38年まで米軍の射撃訓練の的になっていた。
そのせいで北側の頂上が削れている。
水中には多くの弾が沈み、東根には砲弾の残骸が岩と化す。
潮流早い
藺灘波(イナンバ)の周囲には何もなく潮の流れは速い。
東側の浅根が流れの陰になっているのでダイビングポイントとして潜りやすい。
他の場所は潮の流れが速く潜りづらい。
今回のダイビング 2008年7月11日
今回のダイビングは1mのヒラマサが30匹も一度に現われ感激。
また、ここのヒレナガカンパチはダイビングの最後まで付き添って泳ぐ、人懐っこく可愛い。
ムレハタタテダイの大きな群れは意外。
こんなに沢山のムレハタタテダイがいるなんて黒潮の影響が大きく、水温の温かさを感じる。
クチジロイシダイも大きく数多く生息、太公望にはたまらない。
水温 水面23度 水底20度 。
透明度 15m~25m。
無理のないダイビングを
藺灘波(イナンバ)で見られる魚はシーズンによって違う。
ナメモンガラ、ヒレナガカンパチ、ヒラマサ、シマアジ、タカベ、ムレハタタテダイ、ユウゼン、キハダマグロ、ツムブリなど。
ダイビングをされる方は十分な準備と計画、練習と経験、ドリフトダイビングの器材を常備して無理のないように潜って下さい。
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