バリ島のアグン山噴火、バリ島からの脱出 No,23 バリ海峡を渡る11/30昼

フェリー出航

バリ島脱出

ゆっくり船は動き出した。

いよいよバリ島脱出。

バリ海峡を渡ってジャワ島へ。

1130ギリマヌクの港 カーフェリー05
11/30ギリマヌクの港 カーフェリー05

アッパーデッキは風が吹いて涼しい。

曇っているから良いが少しでも陽が差すとかなり暑い。

ここはほぼ赤道、暑くてあたりまえ。

船足はゆっくり、波は無いので船の揺れもない。

バリ海峡、バリ島とジャワ島の中間

1130ギリマヌクの港 カーフェリー03
11/30ギリマヌクの港 カーフェリー03

今は海況の中央あたり、右の陸がバリ島、左の陸がジャワ島。

先日ダイビングをしたときに流れてきた大量のゴミはここら辺から流れてきたと思っていたがそのようなゴミは浮いていない。

船からもポイ捨てなどしていない。

あの大量のゴミは何処で捨てているんだろう?

謎のエンジン停止

30分走って船はジャワ島を目前にして突然止まった。

なんだ?

どうした?

トラブルか?

エンジンの故障とかではないらしい。

キャプテンルームではクルー達が笑って会話をしている。

着岸する岸壁が空くのを待っているのか?

船内アナウンスもなく、漂流する時間だけが過ぎる。

そして30分経った頃、再び船は動き出した。

船が止まっていた理由は解らず終い。

ジャワ島へ渡航

バニュワンギ到着

船は岸壁に船首からぶつかるように着岸。

着岸すると直ぐに橋桁をおろす。

出口に近い車からどんどん下船。

ついにジャワ島のバニュワンギに到着。

港から通りへ。

海岸線沿いを南へ下る。

道の両脇にはレストランや物を売る店が並ぶ。

ホテルで先に宿泊手続き

10分ほど走ると目的のホテルに到着。

昨日予約したカタパン インダー ホテル。

1130バニュワギのホテル
11/30バニュワギのホテル

とりあえずチェックイン手続きだけ先に済ます。

フロントで予約の書類を提示、明日の空港までの車の手配も確認し、クレジットカードによる精算。

部屋にチャックインできるのは15:00それまで大きな荷物を預かってくれる。

手続きが終わり時計を見ると12:00を過ぎていた。

バリのホテルを出発して2時間で着いた、今日は非常にスムーズ。

Go to レストラン

ドライバー担当のGMに何処か昼食の美味しいレストランへ連れて行ってと頼む。

彼の家はこのバギュワンギにあり土地を良く知っている。

ナシで良いかと言われ、OKと答える。

ナシとはバリの言葉でご飯のこと。

5分ほど車で走ってひとつの店に着いた。

風が吹きとおす地元の人が通うようなレストラン。

おかずは自分で選ぶ

ショーケースの中に色々な総菜が皿の上に並んでいる。

自分で好きなものを選んで盛り合わせるらしい。

総菜が何なのか?

解らず全て説明をしてもらった。

1130バニュワギ ランチ
11/30バニュワンギ ランチ

ご飯、空心菜炒め、焼きそば、揚げピーナッツ、牛肉炒め、鶏肉のディープフライ、そしてピリ辛ソース、それにコカコーラ、これ全てで御代は日本円で430円。

とっても安い。

全て美味しく、ピリ辛ソースがたまらない、全身から汗が噴き出した。

チキンも揚げたてなので言うこと無し。

イスラム装束

周囲では10人ほどの大家族やイスラム装束を着た女性グループの客が食事をしている。

綺麗な装束を着ている子供連れの家族も店に入ってくる。

このレストランは人気の店なのかもしれない。

けれどバニュワンギに着いて感じることはイスラム装束の女性が非常に多いこと。

頭から顎にかけていろいろな色の布を巻き付け、日本の尼さんのようなスタイル。

バリ島でも少しは見かけたがここまで多くはなかった。

ほとんどの人がイスラム教なのかもしれない。

カタパン インダー ホテル

お腹が満ちて、カタパン インダー ホテルへ戻るとドライバーGMは最後の挨拶をして帰って行った。

部屋が直ぐ使えると言うので荷物を運んで貰った。

ポーターの案内で部屋へ行く。

ホテル内が意外と広い、コテージ風の建物もあり、プールもある。

部屋の中は近代的で綺麗。

冷蔵庫、エアコン、TV、シャワー、トイレ付、温水も出る。

テレビのスイッチを入れるとチャンネル数は40以上ある。

しかしNHKは無かった。

バリ島とは色々違う、言葉も雰囲気も、ホテルスタッフの態度も何か違う感じ。

次はNo,24 コーランで始まるバニュワンギの朝