2回目緊急事態宣言と初セリ価格
2回目の緊急事態宣言
初夢は一富士
初夢で見ると縁起が良いと言われている。
夢ではないが今年も天気の良い元旦に富士山を眺めることができた。
冬の澄んだ空気
日本海側や東北では大雪だというのに遠く何処までも青空が広がる。
雪を降らした後の乾燥した澄んだ空気が遠くの山々をハッキリ見せる。
富士山だけでなく奥多摩、秩父、榛名山、赤城山、筑波山まで眺望できる。
2回目の緊急事態宣言
昨年はコロナで大変な1年だった。
今、入ってきたニュースによると1都3県、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の知事がそろって、政府に緊急事態宣言の発出を要請するという。
昨年に続いて2回目の緊急事態宣言が始まる。
今回も企業はテレワーク、一般店舗は休業要請になるのだろう。
生活費が入手出来なければ生きていくことができない。
コロナとは長い付き合いになる。
2019年までの一般的な生活に戻るには何年かかるのだろうか。
初セリのマグロ
今年のマグロの落札額は?
今の楽しみは今年の初セリマグロ。
豊洲市場の初セリは1月5日。
いったい幾らの値段がつくのだろう?
青森県大間港の晴芳丸が既に164kgのクロマグロを釣り上げている。
2020年はマグロ276kgが1億9320万円で落札
その後、さらなる大物が上がればそのマグロがセリのご祝儀相場、一番マグロの値段がつく。
昨年2020年は大間産クロマグロ276kgが1億9320万円で落札。
一昨年2019年は大間産278kgが3億3360万円で落札されている。
マグロを落札したのは寿司チェーン店「すしざんまい」
落札したのは全国に57店を展開する寿司チェーン店「すしざんまい」を運営する築地喜代村の木村清社長。
仕入れは高いが販売価格は大トロ1つ400円(税別)。
利益はなく当然赤字。
ではなぜこれほどの金額をかけるのか。
マグロ落札額の目的は広告宣伝
これほど派手な宣伝はない。
全国に初セリのニュースがTV&ラジオ各放送局で一日に何十回も流される。
また新聞や雑誌にも取り上げられる。
同じ広告を出すとすれば安い。
名前を全国に知らせるには大きな効果。
2020年1億9320万円を57店舗で割れば1店舗あたりの広告宣伝費は約339万円。
2019年3億3360万円を57店舗で割れば1店舗あたりの広告宣伝費は約585万円。
広告費としては安くはないが売れている店なら可能な金額。
純利益は6億4978万6000円
飲食店の場合、広告宣伝費の目安は売上の5%と言われる。
2020年の広告宣伝費は339万円ならば一店舗の売り上げが6780万円以上、2019年の広告宣伝費は585万円ならば一店舗の売り上げが1億1700万円以上あればできる。
すしざんまいは57店舗の寿司店経営以外に水産物を海外から製造、輸入、卸売り、製造開発、鮮魚店、すし学校なども経営しており落札額を57店舗の寿司店だけでは割れない。
2019年09月30日時点での純利益は6億4978万6000円。
恐るべし、すしざんまい。