喜界島の心奪われるハタタテハゼ
青い海の喜界島
今日の喜界島は
喜界島は鹿児島県の離れ島、雨も降ることもなく晴れている。
風は南西の風が5~6m、気温は30℃前後、海水温は25~28℃、透明度は30~40m。
大潮のため場所によっては浅いところでも流れが早い。
喜界島ブルー
海の色は綺麗なインディゴブルー。
全体的に何処でも透明度が良い。
かなり離れた場所まで見える。
サンゴも多く様々なリーフフイッシュがカラフルな魚体を踊らせる。
サンゴの隙間から大小の魚が見え隠れ。
砂地はサンゴの白い砂で覆われ、太陽の日差しが水底でも眩しい。
ハタタテハゼがいっぱい
心奪われる
海中に潜って最初に気を引くのはハタタテハゼ。
あちらこちらに沢山のハタタテハゼ。
そこら中にいる。
ハタタテハゼのハタ
白い頭にオレンジ色の胴体、細い背びれが長くピンと立つ。
ハタタテハゼの名前はこの長い背びれを立てることからの名前。
大きさは7~8cm。
小さいが2匹つがいで仲良く連れ添っているのが愛らしい。
水底から30cmほど上をホバーリング。
流れてくるプランクトンを食べる。
ピンピンは逃げるサイン
近づくと立てた背びれをピンピンと小刻みに動かす。
警戒をしているあかし。
さらに近寄ると下にある巣穴に飛び込んで姿を消す。
最初に姿を消すのはオス、さらに近寄るとメスも消える。
隠れた後は周囲が静かになるまでしばらくは出てこない。
そばでじっくり見られればもっと細かな色模様が解る。
天然のハタタテハゼにそこまで近寄るのは難しい。
見えないところに気を使う化粧
顔は薄く黄色がかり目も時として青い。
目の後ろには紫色の小さな斑点が散らばる。
長い背びれの前側にもオレンジ色の線。
オレンジ色の下半身は薄いオレンジから始まり尾の先端にいくほど濃くなり、最先端部分はこげ茶色にに近い。