タツノオトシゴの擬態が上手すぎて見つからない

天気は続く

その後のカメムシ

天気の良い日が続くせいか、カメムシ事件はあれからも続いている。

毎日のように1~2匹が出現。

網戸の表だったり、内側だったり、その度に前と同じようにチリトリに入れては外に逃がす作業を繰り返す。

もしかして?

逃がした同じカメムシが毎回家に侵入してくるのではないかと疑う。

逃がす前に数字を背中に書くとか色をつけるとかしてみようか?

アオムシは

そして玄関の山椒の木にいたアゲハチョウの子供は最後の1匹も青色になり、いなくなった。

いったい何処へ行ったのか?

今年も解決出来ないまま終わる。

タツノオトシゴを捜す

やっぱり江之浦

あまりの天気の良さに神奈川県小田原市の江之浦海岸へ潜りに行ってきた。

ちょうど天気の境目。

風も波もなく凪の良いコンデシヨン、水温は11月に入ると同時に22度に下がった。

それでも7月の水温と変わらない。

海というのは誠に不思議で面白い。

潜るとやや濁っている。

6~8メートル先が見えるぐらい。

湘南の方から濁った水が流れてきている。

ハナタツを捜せ

今日の目的はハナタツ。

ハナタツとはタツノオトシゴの一種、関東近辺で見られるタツノオトシゴはほとんどがこのハナタツ。

大きさ6~7cmほどで頭の先や体のあちらこちらに海藻のような、ゴミのようなものをつけ(皮弁)、色も海藻にそっくり。

海藻の中にいたら見分けがつかない。

コツは

見つけるコツはいそうな場所で出来るだけ動かずにいること。

丹念に岩についている海藻を一つひとつ、触らずに確認していく。

静かにしていれば時折ハナタツは泳ぎ回る。

その瞬間なら見つけやすい。

泳ぎ回るといっても普通の魚のように早く泳ぐことはできない。

立った姿勢でゆっくりとヘリコプターのように移動する。

オスが出産

タツノオトシゴの仲間はオスがカンガルーのようにお腹に袋(育児嚢)を持っている。

メスはオスの育児嚢の中に卵を産み付ける。

そして受精する。

卵は孵化して少し大きくなるまで4週間ほど育児嚢の中で育ち、オスが出産する。

産まれるときにはすでにタツノオトシゴの形をしている。

現在、江之浦にはハナタツがペアで出現しているので数週間後にはチビタツを見られる日が来るかもしれない。