ケラマブルー ハナゴンベの棲むところ
ケラマブルーの巨大な岩陰にひそむ
透明度は40m、何処までも青い
ターゲットはこの巨大な岩の下にいる。
深度12m、ケラマブルーが美しい。
透明度は40m、何処までも青い。
全員流れに向かって頭を向ける。
これだけ透明度が良いとエサのプランクトンも少ない。
深度26mまで一気に潜る
水底は26m。
一気に落ちる。
途中ハナゴイの華やかさに目を奪われる。
黄色い群れ、アカヒメジが海底に向かって泳いで行く。
元気な時は黄色、死ぬと赤くなる。
魚屋の前に並ぶ時は赤い魚。
下から見た巨大岩
深度26mの水底から見た巨大な岩。
水面も楽に見える。
黄色い魚の群れはキンセンフエダイ。
その向こうの岩陰にターゲットが棲んでいる。
ハナゴンベとは
暗い岩の隙間
深度は20m、暗い岩の隙間。
窪みになっている場所。
いれば目だつので直ぐわかる。
ハナゴンベは写真を撮るのが難しい
写真を撮るのが難しい。
暗いためにフォーカスが合わせづらい。
どうしてもピントが合わない。
ライトを照らせば岩陰に隠れてしまう。
ハナゴンベの棲家
名前はハナゴンベ。
やや深い日の当たらない暗い窪みを棲家にする。
生息するのは1~2匹。
大きさは8cm。
ハナゴンベはアクアリウム家に人気
綺麗な魚、アクアリウム家に人気がある。
1匹7000円前後で取引される。
ケンカに弱いナイーブな性格。
遊泳力は弱い。
ハナゴンベのエサ
エサはプランクトン。
臆病な性格で窪みからはあまり出ない。
わずかに流れてくるプランクトンを食べている。
ハナゴンベの貴賓のある美しさ
ピンクの体に黄色いサザマミ模様。
目から後ろに黄色の2本ライン。
尾ビレの上下も黄色。
腹ビレと尻ビレは淡い紫。
なんとも美しい。
ハナゴンベはゴンベでない
ハナゴンベは他のオキゴンベやサラサゴンベのように背ビレの先端がチョンマゲのようになっていない。
ゴンベの仲間は背ビレの先端がチョンマゲのようにフサフサに分かれている。
これがゴンベ科の特徴。
実はハナゴンベはゴンベの仲間ではなくハナダイの仲間。
最初はゴンベ科に分類されていた。
後日ハナダイの仲間と判明、けれど名前はそのまま。
そろそろ変名してもよい頃と思う。
暗い場所が好きなのでヤミハナダイとか?
生で見れないハナゴンベの美しさ
ダイビング中にじっくり見ることは難しい。
綺麗な色模様も生ではハッキリ見えない。
暗い、側に寄れない、ライトを当てれば隠れてしまう。
写真で撮って初めてハナゴンベの貴賓のある美しさに気づく。
3)サザナミヤッコとタテジマキンチャクダイはこちら ⇒ クリック