八丈島の最初のダイビングは底土の三又アーチ
底土と三又は同じ
代表するダイビングポイント底土三又のアーチ
三又は八丈島、底土港にあるダイビングポイント。
八丈島でも代表されるビーチポントの一つ。
底土港の桟橋の左側。
底土海水浴場の沖にある。
スタート
道路端で器材を装着し海水浴場を降りていく。
堤防の先にある階段を降りてエントリー。
水深は3m。
少し泳げばあたり一面見事なテーブルサンゴに囲まれる。
沖へ進む
沖へ20m移動すれば深度9mへ落ち、波消しブロッグ(テトラポット)を左に見ながら沖へ進む。
ニザダイの大きな群れがテトラポットと岩場を行き来する。
水温は21℃、冷水塊の影響で低い。
透明度は16m。
黒潮蛇行で冷水塊
例年であれば水温27℃、透明度30mという海中温泉のような海況なのだが黒潮が八丈島を蛇行するようにUの時に囲み、今回の冷水塊が生じている。
蛇行せずに黒潮が当たってくれれば数時間で変わる。
今回そんなラッキーに巡り会えるだろうか?
海上は風もなく気温30℃、水温との差が約10℃もありモヤがたち込める。
底土の三又
三又のアーチに到着
三又のアーチとは天然に出来た岩のアーチ。
溶岩で作られたこのアーチは三方向から入れる。
深度は14~16mでダイバーが30人ぐらいは入ることができる。
水底には1辺1mほどの中をくり抜いたサイコロ型の波消しブロックが魚礁として沈めらている。
棲んでいる魚たち
その中に棲んでいたのはチョウチョウウオやレンテンヤッコ。
オニハタタエダイ、ホウライヒメジ、ミギマキ、タカノハダイ、ハリセンボン、イシガキフグなど。
ハタタテハゼの子供も見かける。
ビーチダイビングで見られるウミガメ
アーチの上にあがればアオウミガメがのんびり休んでいる。
近寄ってもさほど気にしない。
ダイバーに慣れている。
触らなければ手が触れるぐらいまで近寄れる。
触ると嫌がってあっという間に逃げてしまう。
触りたくても我慢。
最初の八丈島でのファーストダイビングはこうして始まった。