気温21℃水温16℃、菜の花咲く江之浦にオオモンカエルアンコウ3匹
春の江之浦、今年もワカメは育たず
江之浦に菜の花が咲き春が来た
2024年3月17日(日)天候晴れ。
南西の風やや強し。
港の北岸には黄色い花が咲き乱れる。
春の訪れを知る菜の花。
今年も江之浦に春が来た。
気温21℃の春陽気
気温は21℃まで上がり、多くのダーバーで江之浦は賑やか。
駐車場には20台以上の車が並ぶ。
コートが必要だった冬から春に脱皮し、風が無ければ半袖で過ごせそうな陽気になった。
海水温はやや高めワカメ育たず
水温は16℃。
3月中下旬の水温は1年で一番低い、10年前までは13~14℃が普通だった。
今年も高めの水温でワカメは生えない。
カジメも無くなったままの水底が続く。
カジメ林を棲家とするアイナメやスイ、キヌバリやチャガラは姿を消した。
昔居なかったオオモンカエルンコウが育つ江之浦
オオモンカエルンコウの成魚3匹生息
昔は影すら見なかったオオモンカエルンコウが25~30cmの大きさに育ち、3匹生息するようになった。
オオモンカエルアンコウは熱帯域に生息する魚。
海水温の上昇で江之浦でも通年オオモンカエルンコウが見られるようになった。
江之浦のオオモンカエルンコウの成魚は何故か黒い
熱帯域に生息するオオモンカエルンコウは大きなカイメンの上に生息し、保護色のためカイメンと同じく白っぽいのものが多い。
けれど江之浦のオオモンカエルンコウは岩の隙間や絡んだやロープを生息場所にするせいか何故か黒い。
綺麗とも可愛いとも言えない。
岩にソックリの保護色で擬態
目も口もヒレもジックリ見ないと何処にあるのか解らない。
知らなければ岩だと思って見過ごしてしまう。
また定位置から時たま移動する。
泳いでいるオオモンカエルンコウを見ることも珍しくない。
そんなオオモンカエルンコウはやはり江之浦でもダイバーの人気者。
初めて見る人は魚だと思えないその姿に驚く。
子供のオオモンカエルンコウはオレンジ色
江之浦の成魚は黒くても子供は綺麗なオレンジ色をしている。
子供の頃のオオモンカエルンコウは綺麗で可愛い。
10cmを越える大きさになると保護色のため黒くなる。