魚へんの漢字、「む」から始まる魚
一文字で魚をあらわす漢字
湯飲み茶碗の魚文字
湯呑み茶碗に魚の文字。
見ると読んでしまう。
読める文字と読めぬ文字。
漢字一文字だけの魚。
当て字も多い。
今回は「む」から始まる魚へん1文字漢字をご紹介。
「あ」~「ま」までの魚へんの一文字漢字
「あ」から始まる魚へんの漢字はコチラ。
「い」はコチラ。
「う」「え」「お」はコチラ。
「か」はコチラ。
「き」「く」「こ」はコチラ。
「さ」はコチラ。
「し」はコチラ。
「す」「せ」はコチラ。
「た」はコチラ。
「ち」と「と」はコチラ。
「に」はコチラ。
「は」はコチラ。
「ひ」はコチラ。
「ふ」はコチラ。
「ほ」はコチラ。
「ま」はコチラ。
「む」から始まる魚へんの一文字漢字
鯥 ムツ
鰘 ムロアジ
「む」から始まる魚へんの漢字
鯥 ムツ
水深100~700mの水深に棲む1mになる深海魚。
浮性卵を産み、孵化した仔魚は流れ藻につき、海岸の浅い場所で育つ。
大きく成長にするに従い深海へと移動する。
日本にいるムツの種類は本ムツとクロムツの2種類だけ。
脂が乗っている魚で美味、刺身、煮もの、焼もの、鍋料理、から揚げ、天ぷら、フライ、味噌漬け、干物などで食べられる。
高級魚のひとつ。
ムツとは別種なのにムツと名のつく魚
アカムツ、ホタルジャコ科の魚、水深100~200mの深度に生息する。
別名ノドグロと呼ばれ、口の奥が黒い。
脂が乗っている魚で美味。
ギンムツ、正式名はマジェランアイナメ、南極周辺の水深50~4000mの深海で漁獲される100kg以上になる深海魚。
通称メロと呼ばれ、ギンムツの名前は現在使用できないことになっている。
脂が乗っている魚で美味。
シロムツ、ホタルジャコ科の魚で正式名はオオメハタ、水深100~600mの深度に生息する。
大きさは小さく25cm。
クセのない白身。
ムツとは別種なのにムツと名のつく食べると大変なことになる魚
バラムツとアブラソコムツ、大型の深海魚で人間が消化できない油脂成分があり食べると下痢をする。
厚生労働省から食品としての販売を禁止されいる。
ムツとは別種なのにムツと名のつく川に棲む魚
カワムツ、コイ科のオイカワに似た淡水魚。
鰘 ムロアジ
平たいマアジに比べ、ムロアジは紡錘形で細長い。
背中は青く、体側中央にエラから尾にかけて黄色いラインが入る。
温帯域から熱帯期の流れのある沖合の海に生息し、プランクトンがエサ。
マアジに比べてムロアジは血合い部分が多く、脂も少ないが美味。
刺身、焼もの、煮もの、フライ、ムニエル、汁もの、干物、くさや、アジ節、などで食べられる。
身が柔らかく鮮度の痛みが早いので、都会の魚屋に並ぶことは無く、ほとんど漁獲された現地で消費される。
また大型魚マグロ、カンパチ、ヒラマサ、ブリのエサになる。
本種ムロアジ以外にもアカアジ、モロ、クサヤモロ、マルアジ、インドマルアジなどの種類がある。
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