1タマ500円代のキャベツがここまで高くなった理由
驚きのキャベツ1タマ500円!
キャベツの値段が高騰
東京近辺の八百屋またはスーパーマーケットのキャベツの値段が高騰している。
今や何処でも500円代。
それも大きなキャベツではない。
関西では1タマ1000円の店も登場。
500円だしてキャベツを買えない
数年前まで1タマ100円代で買えたキャベツ。
キャベツと言えば安い大衆的な野菜。
5倍の金額になっても味が5倍になるわけではない。
500円を出してキャベツを買う勇気が湧いてこない。
しばらくはキャベツの千切りも回鍋肉もお好み焼きもお預け。
キャベツが高くなった理由
雨が降らない
例年なら12月になればそれなり雨が降る。
雨の水を充分吸い込んでキャベツは育つ。
大きく育ったキャベツは年末に市場へ出まわるはずだった。
出荷数が少ないので値段が高い
ところがキャベツの農場がある産地に雨が降らない。
年末も正月も雨が降らない。
雨で育つはずのキャベツが小玉のまま育たない。
それでもギリギリ出荷できるサイズになったものから出荷しているがあまりに少ない。
出荷数が少なければ値段が高くなる。
出荷したいのに出荷できない生産者
畑いっぱいに大きく育ったキャベツを出荷したいキャベツ生産者。
けれど雨が無く大きく育ってくれない。
出荷したくても出荷できないキャベツ。
消費者とまったく別の悩みを抱えている。
日本海側は大荒れ大雪
日本海側は積雪
正月明け、日本海側の山沿いには大雪が降っている。
1月10日、24時間の積雪量は東北、新潟県、北陸、それに岐阜県で70cm、北海道、関東甲信、近畿、中国地方で60cm、山口県で25cm。
1月11日、24時間の積雪量は東北で50cm、近畿と中国地方で40cm、新潟県、関東甲信、岐阜県で30cmの見込み。
雪を降らせた空気は乾いて太平洋側へ移動。
太平洋側は乾燥した空気
太平洋側へ流れてきた空気は水分がなく乾燥しいる。
一定量の雨を期待するのは難しい。
キャベツを大きく育てる雨よ降れ。