猛暑はダイビングで涼む、水温上がって23℃
猛暑はダイビングが気持ち良い
無風、波無し
潜ってきた。
神奈川県小田原市江之浦海岸。
海でも陸上は暑かった。
高気圧ど真ん中という感じで風がない。
いつもなら三浦半島が遠く対岸に見えるのに水平線がボ~と靄に覆われ見えない。
沖にも風が吹いていない証。
吹いても生暖かい?
いやいや暑い。
汗吹く汗だく
朝08:00だというのに何もしなくても腕から、首から、胸から、顔から、そこら中から汗が噴き出す。
海は波も無く、湖のように静か。
照り付ける太陽とギラギラした海面が夏らしい。
水の色はやや青く見える。
先週のバスクリーンとは違う。
透明度が回復している色。
準備をしている間にも汗だく。
暑ければ濡らそう
あまりの暑さにウエットスーツはシャワーで体を濡らしながら着る。
仕上げに後頭部を水で濡らす。
後頭部を水で濡らすだけで涼しく耐えられる。
体が熱くなりすぎないうちに準備してさっさと海へ。

潜って涼む
ダイビング最高
お~気持ち良い!
水が冷たくない、素手でも寒くない。
水温計を見ると24℃。
良いじゃないか、一年ぶりの夏の水温。
水底へ
BCDの空気を抜いて水底へ潜る。
ホンベラ、オハグロベラ、ソラスズメダイなどそこらいったい元気に泳いでいる。
皆が初めて写した簡易デジカメの水中写真を紹介する。
Tさんの作品。
中央の青いのがアオウミウシ、まだまだ子供。
サザエの放精
そしてこれはちょっと珍しい写真。

Yちゃんを見て興奮したのか?
ひっくり返り、蓋と殻の隙間から白いものをモヤ~と出している。
これはサザエの放精。
水温が急に上がってきたので我慢できなくなっちゃったかな。
けれど近くにメスのサザエがいない。
メスがいれば深緑色の卵を抱卵する。
けれど見つからず。
気にし近寄って来たのはキューセンのメス、食べられるものがないかとチェックしてここから離れようとしない。
温かい海は色々な物を元気にする
夜行性のゴンズイ玉。

本来夜型で暗所好き、けれど暑くなると昼間でも出歩くようになる。
小さい頃は敵から襲われやすいので体からフェロモンを出し群れをつくる。
大きくなると単独で行動する。
背ビレと胸ビレに毒棘を持つのでノータッチで撮影。
棘に毒はあるが食用になる。
美味。
クマノミ
今年の冬を無事に越冬したクマノミ。
24℃の水温がとても過ごし易いのかサンゴイソギンチャクから飛び出して元気にエサを啄んでいる。
今までと泳ぎ方が違う。
きっと生まれたところはもっと暖かい海。
はしゃぐのも無理はない。
沢山エサ食べて大きく育て。
そしてやってきたイシダイの大介
イシダイの大介は今日もピッタリくっついて離れない。
右に廻ったり、左に廻ったり
その場所を移動してもついてくる。
ここまで付きまとわれると悪い気はしない。
大きさ60cmぐらいあるので可愛いという表現があうかどうか。
その後も最後まで一緒
さすがに一緒には陸に上がれないので深度4mでさようなら。
全体的に夏っぽいの海になった
透明度は6~10m、ところどころ蜃気楼のようにもやもやしている。
水温の境目にできる現象。
やや冷たいとところで10m先が見え23℃。
浅い所は6mぐらいしか見えないが水温は25℃もある。
これから楽しい日々が続く。