江之浦ダンゴウオを見るなら3~5月
ダンゴウオの確認状況
ダンゴウオを見るには?
2012年~2017年の神奈川県小田原市の江之浦でのダンゴウオの出現状態をまとめた。
2012年から資料を簡略に綴る。
2012年の状況
3月18日に3~5mmの大きさの子供を深度10~16m数箇所で発見。
4月に7~12mmに成長、5箇所以上の場所で確認、一番浅いところは深度6m。
5月に水温18~19℃まで上がる、15~25mmに成長、深度6m。

6月3日まで確認、6月4日以後は確認できず。
神奈川県小田原の江之浦では最長記録。
2013年の状況
3月中旬に確認。
4月確認。
5月初旬まで確認。
2014年の状況
3月末に確認。
4月確認。
5月初旬まで確認。
2015年の状況
3月末、30個体ほどのダンゴウオを確認。
深度5~16m、大きさ3~10mm。
過去確認最多。
4月確認、深度10m、大きさ20mm。

5月上旬まで確認。
2016年の状況
3月12日江之浦で確認されたダンゴウオのbabyハチマキ君。

深度6m、大きさ2~3mm。
ハチマキ模様は卵から孵化して1週間で消える。

まるで色付きのオタマジャクシのよう。
見られたらラッキー!

捜せたら凄い!!

4月確認。
5月上旬まで確認。
2017年の状況
2017年3月6日、ダンゴウオを発見。
深度6m~12m、大きさ3~4mm。

ハチマキ模様はすでにない。
色は臙脂色。
江之浦でダンゴウオを見るなら
3月に卵から孵化するハチマキダンゴウオ
毎年3月中旬から下旬に孵化後の2~3mmのダンゴウオを発見。
白いハチマキをしているダンゴウオを見るならこの時期。
若いカジメの葉辺の付根あたりに定着する。
4月にエンジ、ピンク、緑色のダンゴウオ
ハチマキは消えエンジ、ピンク、緑色に変化。
定着している海藻の色により体色を変える。
大きさ7~20mmに育つ。
5月にダンゴウオ最大になる
ダンゴウオは大きく育ち、見つけ易くなる。
大きさ20~30mm。
体に海藻のような皮弁ができ可愛くなくなる。
6月にダンゴウオは消える
ダンゴウオは北の魚。
冷たい水温が好き。
水温が18℃に上がると消える。
引越し先は水温の低い深場と考えられる。
そして12月~1月にまた浅場へやってきて産卵をする。