ダイバーの新型コロナウイルス感染対策
東京の新型コロナウイルス感染者数1ケタに
埼玉県と千葉県は感染者数2名
ついに東京の新型コロナウイルス感染者数が1ケタ代の9人まで減少。
いいぞそのままゼロまでもうひと息。
埼玉は2名。
もう少しでゼロだ頑張れ!
千葉県2名。
せっかく一昨日ゼロだったのに残念、もう一度頑張れ!
神奈川県16名。
日本で一番多い、目指せ!ゼロ名。
北海道4名。
大阪府15名は2便目に多い。
昨日の新しい感染者総数は52名。
現在の感染者数4,703名
新型コロナウイルスの現在の感染者数は、
感染者総数 1,637名 -( 退院者数 10,809名+死亡数 725名)=4,703名。
ついに5,000名を下まわった。
ダイバーの新型コロナウイルス感染対策
PADIよりダイバーにできる8つの新型コロナウイルス対策
そして昨日、国際潜水指導団体PADIより、「ダイバーにできる8つの新型コロナウイルス対策」という書式が届いた。

内容
新型コロナウイルス感染症は、感染者から飛散した粒子を吸い込むことによって感染します(飛沫感染)。
また、感染者が触れたり、咳やくしゃみのかかった物体表面を触れた手で、目や鼻、口に触れることでも感染することが確認されています(接触感染)。
この二つの感染経路を理解していれば、感染のリスクを容易に抑えることができます。
シンプルに対応方法を整理して、感染を防ぎましょう。
1,体調について
何らかの症状がある場合や、感染者に接触した可能性がある場合は、ダイビングをしてはいけません。
健康になるまで自主的に隔離し、適切な医療アドバイスに従ってください。
要約:具合の悪い時はダイビングをせずに医師のアドバイスを受ける。
2,ソーシャルディスタンス
適切なスペースを保ちましょう。
水面や陸上では、少なくとも地域で推奨されている距離を保って行動することを心がけます。
要約:水面と陸上ではソーシャルディスタンス(社会的距離)を取る。
3,消毒
手洗いと消毒をしましょう。
自身の器材を含めて、器材を触る前後には必ず手を洗い、消毒します。
これは水中で器材に触れた場合も同様です。
他のダイバーの器材にはできるだけ触れないようにしてください。
水中で新型コロナウイルスの感染力が弱まるかどうかについては判明していないので、「きっと感染力が弱まるだろう」という勝手な判断は避けるべきです。
注意︓推奨される手指用の消毒液の多くは60%以上のアルコールが含まれており、可燃性です。
酸素や火元の近くで消毒をするのは危険です。
また、酸素や火を扱う前に手が完全に乾いているかを確認してください。
要約:素手の場合は手の消毒をする(グローブをしていればバリアーになる)。
素手で器材に触れば感染のリスクがある。
4,マスクはエチケット
会話をするときは医療用マスクをしましょう。
エチケットです。
医療用マスクは思いやりの証です。
陸上でのコミュニケーションには医療用マスクを使用してください。
要約:陸上で会話をするときは医療用マスクをする(濡れても大丈夫なウエットスーツ生地でできたマスクもある)。
5,ダイビングマスクとレギュレーター
水面ではダイビングマスクとレギュレーターを使いましょう。
水面でスクーバ用マスクを着用することは目と鼻からの飛沫感染を防ぎます。
また、レギュレーターから呼吸することで飛沫を吸い込むこともないので、感染リスクが減少します。
要約:水中でも水面でもダイビングマスクとレギュレーター(自動呼吸器)を使えば、吸気も吐気も飛沫感染を防げる。
6,清潔
清潔なダイバーになりましょう。
くもり止めには市販品を使い、ダイビングマスク、スノーケル、レギュレーターやBCDは保管する前・使用する前に必ず消毒します。
ダイビングの後に鼻をかんだり、うがいをする場合は適切な場所で行ない、他のダイバーがいる場所は避けます。
使ったティッシュなどは適切に廃棄しましょう。
また、手すりやドアノブなどの多数の人が触れる部分に触った後は必ず手を洗って消毒してください。
要約:使用前後で器材は消毒する。
素手で触れた場所は消毒する。
7,吐気と吸気
水面で他のダイバーの呼気を吸ったり吸わせたり、空気を「シェア」しないように気をつけましょう。
水面の状況や風向きによっては、自分が吐いた息が他のダイバーにかかってしまうことがあります。
特にスノーケルをクリアするときや、フリーダイビングの後に呼吸するときなど、息がかかってしまわないように、他のダイバーとお互いに気をつけましょう。
レギュレーターを使っているダイバーは安全ですが、他のダイバーには吐いた息がかかる可能性があるので注意が必要です。
要約:水面で他人の吐気を吸わず、自分の吐気を他人に吸わせないようにする。
風向きとスノーケルの向きにも気を使う。
8,バックアップ空気源の使用
水中では、エアをシェアしないといけない重要な場面があるかもしれません。
ですから、バックアップ空気源は一度消毒した後の動作確認はパージボタンで行ないましょう。
バックアップ空気源を使用した場合は、必ず消毒してください。
要約:バックアップ空気源のチェックは口をつけずにパージボタンで行なう。
緊急事態宣言が解除後のダイビング
レンタル器材による感染リスク
レンタル器材はあらゆる人が使用するため感染リスクがある。
直接肌に触れる器材は消毒しきれない場合、新型コロナウイルス感染につながる。
素肌に直接触れるものはグローブ、ブーツ、ウエットスーツ、フード。
顔に直接あてるダイビングマスクは鼻腔にも直接触れる。
スノーケルとレギュレターとオクトパスは口でくわえるため口内の粘膜に接触し、呼吸をする器材であるため口、気道、気管支、肺への感染リスクが大きい。
ダイビングマスク(水中メガネ)、スノーケル、グローブ、ブーツ、ウエットスーツ、フード、レギュレターとオクトパスは完全な消毒が難しいものがある。
また消毒することで器材の寿命が短くなってしまうものもある。
レンタル器材の使用は感染対策ということを考えると難しい部分。
うつらない、うつさない、自分の器材でダイビングをすることが新型コロナウイルス感染リスクを低くする。
もうすぐダイビングが出来る
新型コロナウイルス感染者が減ってきた。
新型コロナウイルスの新しい感染者がゼロになれば緊急事態宣言が解除される。
緊急事態宣言が解除されれば海へ行ける。
ダイビングマスクを装着し、レギュレターで呼吸をしている時の飛沫感染の可能性は低い。
海での新型コロナウイルス感染対策は基本的には陸上と変わらない。