噴火バリ島No15 デンパサール空港閉鎖の知らせ 11/27朝
デンパサール空港一時閉鎖
今日も鳥の声で目を覚ます
バリに到着して3回目の朝、ゆっくりと夜は開ける。
闇から東雲。
薄明るくなると鳥たちが一斉に騒ぎ出す。
どんな色、どんな顔をしてる鳥なのか?
想像するもイメージがわかない。
ボーっとする頭を振りながら天蓋を外し、ベッドをおりる。
顔を洗いながら空を見上げる。
まだ暗くてよくわからないが少し雲がある。
風向きはここでは解らない。
レストランまでの歩道は今日もピンクのブーゲンビリアと白いプルメリアの花が咲き甘い香りが漂う。
風向きが変わった
いつもどおりビーチサイドのテーブルに座をとる。
空は薄曇り、昨日と逆向きの東の風が吹いている。
噴火しているアグン山方面から吹いてくる風?
しかし、音も臭いもしない、煙もない、当然火山灰もない。
100kmの距離では灰は飛んでこないのか。
デンパサール空港一時閉鎖の知らせ
そんなことを考えていると配膳チーフのPUSPAがデンパサール空港が閉鎖されたことを教えてくれた。
時間限定で安全のための閉鎖という事だった。
様子をみて明日の朝am07:00までの一時的なクローズという発表。
今日はダイビングの最終日、明日の午後ホテルを出発してデンパサール空港へ向かう。
飛行機は明後日の早朝、成田直行便に乗る予定。
明日の朝までのクローズなら予定通り飛行機には乗れそうだ。
朝食はアメリカン
朝はミルクティー
紅茶とミルクを頼み、朝食のメニューはアメランブレックファーストを注文。
ジュースはバナナジュースを頼んだ。
紅茶とミルクは直ぐに準備。
たっぷりミルクを入れてブラウンシュガーを一袋。
やや甘めだが朝の乾いた口にはこれが丁度良い。
かたいバナナジュース
まもなくするとバナナジュースも運ばれてきた。
バナナをそのままミキサーにかけて持ってきたという感じでやや黒い。
飲もうとすると飲めない。
グラスを傾けても口元に流れて来ない。
何も混ぜてない生のバナナジュースはグラスの中でババロア状に固まっていた。
グラスを逆さまにしても出て来ない。
仕方ないのでスプーンで抄うことにした。
味は上々、まさしく純バナナのババロア。
アメリカンブレックファースト
アメリカンブレックファーストは意外と好きな朝食メニュー。
トーストにはたっぷりバターを塗って、カリカリベーコンを齧りながらトーストを頬張る。
カリカリベーコンの脂と塩味、それにバタートーストは海外の味。
目玉焼き、サニーサイドアップにはトマトケチャップとマヨネーズをかける。
これも好き。
卵の黄身は出来るだけ崩さぬように一口で食べる。
紅茶のお代わりをしてゆっくりした時間を過ごす。
NHKニュース
部屋に戻りテレビのスイッチを入れる。
日本のNHKではデンパサール空港一時閉鎖のニュースが流れている。
空港の中では待機してフロアーに座り込んでいる人が沢山画面に映った。
あまり見たくない光景。
今、慌ててもしょうがない。
風が変わって明日の朝にはデンパサール空港がオープンになると信じよう。
今日も海へ出かけることにする。