どうしても自分で作りたいデミグラ風赤味噌もつ煮
毎年通う八丈島の美味い居酒屋
八丈島の居酒屋
八丈島へ行ったら必ずと言うほど寄る店がある。
ダイビングで何日も泊まるので最終日の夕食はここの居酒屋と決めている。
島でも誰もが認める美味しいお店。
高級居酒屋と言っても良い。
魚も美味いし、島のネタを使った料理も美味い。
何を頼んでも美味い。
八丈島のもつ煮
そんなメニューの中で真似の出来ないものがもつ煮。
何処のもつ煮よりも赤っぽく、赤味噌が入ってることが想像できる。
コクがあり、普通のもつ煮とは違う。
フランスパンのトーストが添えられ、もつ煮をつけて食べると何とも言えない。
最近の具はもつはもつでもシマチョウが入り、トロトロ感が特別。
他の店では味わうことのできないもつ煮が楽しめる。
行く時はいつも事前に予約をして行くのだが島寿司ともつ煮だけは事前予約を忘れない。
自作もつ煮玉砕の味
八丈島から家に帰るとこのもつ煮が食べたくなる。
赤味噌でもつ煮を作ってみたが玉砕、遥か遠い味。
翌年行ったときにマスターにこの話しをすると「うちのはデミグラソースが素だから」と教えてくれた。
帰宅後にデミグラスソースを入手し、もつ煮と合わせてみる。
まるで違う。
お話にならない。
そんな年が数年続く、辿り着けない味。
ついに辿り着いたデミグラ風赤味噌もつ煮うまうま
もつ煮の隠し味はトマト?
そして今年、このもつ煮を口にした時にトマトの味をわずかに感じた。
これか~隠し味は?
味噌は赤味噌で間違いない。
デミグラソースを融合させるには?
帰りの電車の中でこればかりを考えていた。
なんかできそう。
モチベーションがあがる。
八丁味噌とシマチョウ
駅を降りるとデパ地下で八丁味噌とシマチョウを入手。
八丁味噌、2年間かけて天然醸造したまるや八丁味噌、他に角の八丁味噌もある。
今回見つけたのはこのまるや八丁味噌1種類。
シマチョウは牛の大腸の部分。
今回は焼き肉用の味付けシマチョウを購入、他のシマチョウの販売は無かった。
デミグラ風赤味噌もつ煮のレシピ
まるや八丁味噌、中身は黒く硬そう。
八丁味噌大さじ1杯を100ccのだし汁で溶く。
だし汁を温めながら丁寧に粒が無くなるまで溶く。
溶けたら、みりん大さじ1杯と砂糖小さじ1杯を入れて混ぜ、ひと煮立ち。
シマチョウはキッチンペーパーで味付けのタレを拭き取る。
味付け無しのシマチョウならそのままでOK。
トマトケチャップ 大さじ1/2とシマチョウを入れて、描き回しながら5分ほど煮たら出来上がり。
シマチョウは長く煮ると溶けてなくなるので注意。
器に盛り付けアオノリを掛ければ出来上がり。
口に入れれば納得の味、同じに出来た。
材料(4人前)
八丁味噌 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
シマチョウ300g
トマトケチャップ 大さじ1/2
だし汁 100ml
(トッピング)
アオノリ or 万能ねぎ(無くてもOK)
フランスパンのトーストはお好みで