江之浦ダンゴウオ2017年4月22日
春真っ最中
今日は江之浦
今日は神奈川県小田原の江之浦でダイビング。
3/12に3~4mm、4/9に12mmに育っていたダンゴウオの育ち具合を見に行った。
朝4時半には空が薄ら明るくなり確実に冬とは違う。
春真っ最中の夜明け。
花木も春色
曇空の朝。
葉桜に八重桜、所々に花水木、ツツジとサツキの花が咲く。
木々たちも新芽から若葉へと色を変え、山も若色。
緑全体春景色の中、車を走らせた。
江之浦に到着
予報と違って穏やか
予報では5mの北東の風。
前線の威力が小さいのかほとんど影響ない。
波もうねりもない穏やかな海。
透明度3mは淋しい
残念だったのは6~8mの透明度。
昨日の夕方に海の色が変わり3mに透明度が落ちた。
原因は湘南方面の濁り水。
カジメ(ワカメに似た海藻)の胞子放出時期。
ここまで透明度が落ちると水中は暗く、仲間とはぐれやすく迷子になりやすい。
少人数のグループで潜り、昼間でもライトなどを携帯。
いつもよりゆっくり水底近くを移動する。
水温は16℃
潜降すると、もや~とした雰囲気。
4m離れると影しか見えない。
水温は16℃、先々週に比べ2℃上昇。
ダンゴウオは近くで見る魚。
透明度3mの条件でも問題はない。
離ればなれにご用心
ゆっくり、ゆっくり移動。
離ればなれにならないように黄色いパイロットライト点灯。
強力Light motionライトを右手にハメ、目指すは中岩。
到着後、直ぐにチェック。
見落としのないようにゆっくりコマメにチェック。
見つからないのでもう一度チェック。
でも先日の場所にはいない。
仕方なく中岩全体を右方面に旋回、上から下まで、ダンゴウオが好きなエツキイワノカワ(エンジの海藻)を一つ残らずチェック。
中岩を一周したが見つからず。
諦めたそのとき
2cm
諦めたそのとき、大きなホヤの上に着いているエツキイワノカワにエンジ色の丸い魚体がちょんと乗っているのを発見!
思わず、ここに居たのか~。
最初に探した場所から1mぐらいずれていた。
大きさは2cmぐらい。
丸々と太っている。
顎の周りと体の一部に白い皮弁。
目にも1本線。

チラ見するダンゴウオ
近寄るとこちらをチラチラ見る仕草が可愛い。
ライトを強くすると嫌がって向こうを向いてしまう。
弱い拡散光でじっくり眺める。
しかし、ダンゴウオの成長は早い。
産まれて50日ほどでここまで大きくなった。