世界一カロリーの低い果実とギネスブックに載るキュウリの効能
馴染深いキュウリ
青い胡瓜
体に良いから野菜を食べなければ。
キュウリも残さずしっかり食べなさい。
子供の頃によく言われた。
英語ではキューカンバ、どこの国に行ってもだいたいある野菜。
河童の好きな食べ物。
周知のとおりキュウリの海苔巻きはカッパ巻きと呼ばれる。
苦手な青臭さ
草食の昆虫、キリギリスやスズムシ、コオオロギ、バッタなども喜んで食べる。
幼い頃、このキュウリがあまり好きではなかった。
理由は青臭い。
コオロギやバッタのようにわざわざ青臭いキュウリを食べる必要はない。
幼いながら虫じゃないのだからと反抗していた。
キュウリは生に限る
今まで数度、酢豚の中にキュウリが入っていた時があった。
見ただけで美味しさが半減。
今でもキュウリを食べる時は生に限る。
スティックか丸まま一本、味噌をつけて食べるのが一番いい。
不名誉な一位
世界で一番カロリーが低い果実
そんなキュウリは世界で一番カロリーが低い果実。
ギネスブックにも載っている。
けれど栄養は少しある。
キュウリ全体の90%が水分で出来ている。
ほとんど水。
虫が食べるのも若干の栄養と水分を取るために食べる。
なおさら食べなくても良い気がしてくる。
キュウリの栄養素
キュウリ100gあたりの栄養は16kcalカロリー
βカロテン(ビタミンA)は210μg
ビタミンCは11mg
ビタミンKは46μg
カリウムは220μg
ほぼこれだけ。
ダイエットするには最高の優秀な食材。
栄養はないが効能はある
キュウリの効能
表皮のグリーンにはβカロテンがあり、抗ガン作用や免疫作用で知られる。
なのでピーラーで剥いたりすると効能が無くなる。
カリウムはとりすぎた塩分を排出し血圧を下げる、高血圧予防や腎臓機能低下にも有効。
暑い夏には体を冷やす効果があり、アルコール代謝を促す働きもあるので二日酔いにも良い。
ほとんどが水分なので利尿作用や解毒作用、むくみを解消する効果がある。
ガン予防
βカロテンの他にもガン予防の要素がある。
ヘタが付いている緑の濃い部分に苦みがる。
ここに今注目を浴びているククルビタシンという抗がん物質が存在する。
日焼けローション
キュウリをしぼった汁は、ヘチマ水と同じようにそのまま化粧水として使える。
顔の肌に美容効果が得られ、あぶら肌の人にも向く。
肌に潤いを与えるので日焼けのあとにキュウリのしぼり汁を使うとヘチマ水同様の効果がある。
体に塗るのならキュウリを食べられない人でもできる。
日焼けローションの代用品にもなる。