冬の江之浦で久しぶりのクリアクリーナーシュリンプ出現と初顔のアヤメエビス

江之浦2025年2月1日の水温は15℃、透明度20m

明日は南岸低気圧通過

真冬、2月の海。

2月1日江之浦はやや曇り。

明日、2月2日は南岸低気圧の接近で荒れる予報で急遽日程を変更。

晴れれば暖かいのだが朝のうちはやや寒い。

水温は15℃、透明度20m

2週間前の16℃より1℃下がった。

ドライスーツの下にヒートベストを纏い、スイッチをONにする。

たちまち温まり、冬でも快適。

水が澄み水中景観がきれい。

20m先の岩も良く見える。

小魚たちの様子

水温が低くなってコバルト色のソラスズメダイがみな黒っぽい。

カミナリベラの子供たちが増え、元気に泳ぎ回る。

昨年から減ったホシノハゼクツワハゼの姿は見かけない。

何処へ行ったのか?

石の下にでも隠れているのか?

今まで冬でも顔を見ていたのにどうしたのだろう。

一時少なくなったコウライトラギスは子供達が増えてきた。

クマノミのペアとミツボシクロスズメダイもまだ元気。

サンゴイソギンチャクを布団のように包まっている。

サンゴイソギンチャクの中のクマノミ

久しぶりのクリアクリーナーシュリンプ

ノコギリヨウジ岩

深度8m、ノコギリヨウジがいる岩の隙間に宇宙人のようなエビを発見。

横には広いが高さが狭い。

カメラが奥まで入らない。

エビの種類を知りたいが近くで見られない。

写真を撮ってエビの種類を判別

体はスケルトン、白と赤の点が所々にある。

大きさは3cmほど。

名前が知りたい。

天井の岩が邪魔でカメラが入らない。

ズームをかけても被写体まで距離がある。

撮れるか撮れないか解からないがシャッターを押してみる。

遠すぎてストロボの光が届かず暗い画像。

暗い岩の隙間
ストロボの光が弱く届かない

画像を編集してめいっぱい明るくしてみる。

暗い岩の隙間
1回目の編集で少し明るくなった。

コピーしたものを再度編集してめいっぱい明るくしてみる。

暗い岩の隙間
2回目の編集で奥にエビらしい影。

再度コピーしたものを編集してめいっぱい明るくしてみる。

暗い岩の隙間のエビ
奥にエビらしきものが

コピーしたものをトリミングして拡大。

岩の隙間にいるクリアクリーナーシュリンプ

体はスケルトン、白と赤の点が体の所々にある。

名前はクリアクリーナーシュリンプ。

久しぶりに見るクリアクリーナーシュリンプ

江之浦では7年ぐらい前に同じ岩の隙間に棲みついたことがある。

それ以前も、それ以後も見たことはない。

ちょっと嬉しくなってきた。

また次回も顔を見られるだろうか?

水温次第かな?

江之浦で初顔のアヤメエビス

エキジットの直前に面白いものを見つけた。

深度4mのエンジンが埋まっている岩の下。

大きさは12cmほど。

アカマツカサに似た魚。

写真を撮って名前を検索。

するとアヤメエビスと判明。

岩の下のアヤメエビス

江之浦で初めて見た。

冬の海もなかなか面白い。

岩の下のアヤメエビス