江之浦にも夏が来た!ついにドライスーツからウエットスーツに衣替え
今年、初ウエットスーツ
暑いからウエットスーツが着たい
今か今かと待っていた。
昨年の11月にドライスーツへ衣替えしてから久しい。
時として19℃。
陸上の気温が暑すぎ、毎年最低水温23℃になってからウエットスーツにチェンジするのだが今年はなぜか待てない。
早くウエットスーツを着たい。
そんな衝動にかられ、一昨日からウエットスーツで潜った。
南西の強風で凪
梅雨の合間の朝。
平日は晴れ、日中はうだるような暑さが続く。
南西の風が強く、湿気を含んだ空気が伊豆と箱根の山に当たり雨雲が出来る。
江之浦は風影。
時おりポツリ、ポツリと降る雨。
濁った水も沖へ流され、透明度も上がる。
特注、伸びる着やすいウエットスーツ
ウエットスーツは5mmのワンピースに3mmのフード付ベストを着用。
もちろん生地は特注、快適に伸びるネッスル使用。
今まで使ったどのウエットスーツより着やすく、呼吸も楽。
時計をはめたまま腕を通せるウエットスーツ。
このスーツを着たら、他のウエットスーツはどれも苦しく感じる。
水温19~22℃
タンクを背負い、最後にマスクとフィンを装着。
水に入るとスーツ内にも侵入してくる。
寒いというほどではない。
胸まで浸かるとこれなら行ける。
素手に感じる水温はやや冷たい。
水温計は19℃を表示。
南西の強風の影響?深い深度の透明の良い冷たい水が上がってきた。
フードかぶり、水中に潜って行く。
ところどころ水深によって温かい水温に変わる。
ぬるめの水温は22℃。
気がつけば潜水時間40分、ウエットスーツでも寒くない
ダンスを踊るアカホシカクレエビ
先月からグビジンイソギンチャクに生息するダンシングシュリンプことアカホシカクレエビ。
深度8m、エントリーポイントからも近い。
絨毯の中央で眠ったように動かない。
流れが無いので熟睡中。
ライトの光を当てても無視。
充分大人の大きさ。
まだ彼氏は見つからず、1匹で過ごす。
水温が上がったら流れに乗って白馬の王子がやってくる。
きっとそんな彼氏の夢を見ている。
水温が上がり、流れが少し上げれば元気に踊り出す。
腰を左右にフリフリ絨毯の上を移動する。
スケルトンな体を持つアカホシカクレエビ
白点と赤丸の模様部分、目とハサミと尾ビレ以外、体の主要な部分はスケルトン。
完全に向こう側が透けて見える。
濁りの無い透明感が凄い。
透ける筋肉、腹も黒くない。
どのような仕組みで透明に見えるのかが不思議でならない。
ウエットスーツで潜水時間40分、寒くない
早い時間のダイビング、側には誰もいない。
ゆっくりのんびりこの場所を独り占め。
時間を忘れて水中の時を過ごす。
気がつけば潜水時間40分。
寒くない。
トイレの心配もない。
江之浦の海にウエットスーツで潜る夏が来た。