パラオのダイビング名所ブルーホール
ブルーホールの青い穴
ブルーコーナー流れ強すぎ
ボートでブルーコーナーの上まで来る。
かなり流れが強い。
パーマネントブイに着けた4つの丸いフロートの内、3つまでが水中に沈んでいる。
この状態で水面で留まることは容易ではない。
エントリーをすれば直ぐに流されていく。
ブルーホールへ移動
予定変更。
1ダイブ目はブルーホールに潜ることに決める。
時間をずらし、流れの様子をみる。
ブルーコーナーからガムリス島側へボートを移動。
浅いサンゴ礁までボートを寄せる。
ブルーホールのパーマネントブイはリーフとドロップオフの堺にある。
ボートを係船してダイビングスタート。
潜降
エントリーをしたら直ぐに潜降、流れはない。
潜降し、深度5mのリーフをさらに岸寄りへ泳ぐ。
リーフの上を20mほど進むと直径8mほどの縦穴。
丸い縦穴
これがブルーホールの入り口。
真っ暗に見える穴の中へ垂直に落ちていく。
水底は深度33mの砂地、沖に向かって更に深く落ちる。
水底は深い。
垂直の穴が終わる深度18mで止まる。
穴は沖へ向かって広がる。
中はドーム
ブルーホールの中は広いドーム状。
薄暗いドームの中に2ヵ所の縦穴から太陽の光が差し込む。
真上からエンジェルの光。
沖に向かって穴は大きく開く。
薄暗い穴から見る外海は淡いブルーの光。
黒の周囲から見事なブルーが浮かび上がる。
陸上では見ることの出来ない景色。
ブルーホールの名前の云われ。
ドームの天井を移動
ドームの天井沿いに移動。
沢山のチムニーカイメンやサンゴの仲間が一面に付着。
暗くても生物は存在する。
カイメンもサンゴも植物ではない。
プランクトンを食べている無脊椎動物。
暗い所為でシーンとした静けさまで感じる。
大きなバラクーダ
魚のあまりいないこのドームに大きな魚体がぼんやり見える。
水底近くにじっとたたずむ。
ゆっくりプレッシャーを与えないように魚体へ近づく。
デカイ!
縞の入った銀鱗の体、くびれた尾びれ、顔もデカイ、牙も大きく外にはみ出す。
この顎で噛まれた魚は真っ二つに裂けてしまう。
育ちすぎた大きなバラクーダは群れを作らない。
流れも外敵もいないこの水底で寝ている。
驚かさないように写真を撮り静かに去る。
明るい世界が広がる。
ブルーホールからブルーコーナーへ
左に壁を眺めながら進むとブルーコーナーの一丁目。
流れが出てきて中層の魚が急に増える。
流れに乗りながら魚影の中をドリフト。
最後はブルーコーナーの棚の上を流れて中型バラクダーの群れに入る。
潜水時間終了。
サインを出して浮上。