バラクーダフィンの良さとデメリット

神子元ダイビングはバラクーダフィンばかり

ゴムの専門キヌガワフィン

barracudafin今日、鬼怒川ゴムからフィンが届いた。

キヌガワは以前、GULLともMSCとも名乗っていた時代がある。

数年前に正式名称が株式会社キヌガワに。

昔からのゴムの専門メーカー。

世にマンティスというダイビングマスクを造り、一世を風びした。

今もこのマスクほど顔にフィットするマスクを知らない。

但し、日本人向けのマスクなので異国の人の顔には今いち。

そんなキヌガワから注文していたフィンが届いた。

注文はバラクーダフィン

今回の注文はバラクーダフィン。

2006年から販売されてきたバラクーダフィン。

とても長いフィンで通常では使いにくいかとまだ一度も試したことが無かった。

現在使用しているのはワープフィン。

これもやや長めで硬めのフィン。

パワーがあるので気にいって使っている。

なぜか皆バラクーダフィン

ハンマーヘッドシャーク昨年は流れのある神子元島のボートダイビングを何回か潜った。

そのときに8割のダイバーがバラクーダフィンを使っていた。

4年前来た時はワープフィンが主流。

バラクーダフィンを履いていたダイバーはいたか?いないか?

4年過ぎて今は揃ってみんなバラクーダフィン。

なぜ?

何があった?

そんなに早いのか?

ハンマヘッドシャークを見るために泳ぐ気満々のダイバーたち。

そんな風景を何回も見てるうちにバラクーダフィンが気になってきた。

ワープフィンでも個人的には問題ないんだが・・・

そんなことを言ってるのが年寄りの冷や水と聞こえるような?

初バラクーダフィン

バラクーダフィンにはS、M、Lの3サイズしかない

そして先週与那国島へ行ったときにバラクーダフィンを初めて使った。

実は問題があった。

バラクーダフィンはS、M、Lの3サイズしかない。

自分の足の大きさは28.5cm。

Lサイズで履けるかどうか?

28.5cmがバラクーダフィンLサイズを履いて見る

ブーツを履いたらまったく入らない。

肉厚薄めのワープブーツでも無理。

素足なら履ける。

若干の余裕が感じられる。

普段履きのソックスなら靴擦れ防止になる。

バラクーダフィンは29cmでも素足ならOK。

バラクーダフィンの評価

バラクーダフィンは長いので陸上で歩くには不便。

水中に入ればバラクーダフィンの長さは不自由しない。

大きなストロークキックはそれなりに水をとらえる。

バラクーダフィンでダッシュするビートキックではワープフィンより柔らかいので楽に速く進む。

バラクーダフィンのスピードはワープフィンと変わらないような感じ。

あおり足は問題なくできる。

ドルフィンキックも滑らかに早く進む。

ワープフィンに比べ柔らかいのでスピードが出る割には疲れにくいというのがバラクーダフィンの総合評価。

特に流れが強い場所のダイビングにバラクーダフィンはワープフィン同様に向いている。

バラクーダフィンのデメリット

逆にあまり動かないダイビングではバラクーダフィンは長すぎるので邪魔。

ビーチダイビングでバラクーダフィンのような特別長いフィンはエントリーエキジットしにくい。

ボートダイビング用と考えて使えば問題ない。

ボートダイビングのエキジットでハシゴを使用する場合、バラクーダフィンを脱がないと昇りにくい。

速く泳げる分、水底近くでは砂地を巻き上げやすい。

ついに入荷バラクーダフィン

本年度分のバラクーダフィン完売のお知らせ

barracudafin

ついに届いた。

2週間ほど前、モニターする前に今年度分のバラクーダフィンは全サイズ、全カラー完売になりましたとメールで連絡があった。

モニターして調子を見てから注文すると言っておいたのだが???

木曜日に与那国から荷物が戻り、メーカー担当にモニターの感想を伝えた後、注文した。

4月末に届くと言っていたのに直ぐに届いた。

何だったのだろう?

バラクーダフィンは箱入り、専用バッグ入り

barracudafin

バラクーダフィンは他のフィンよりも大事にされてる。

丁寧に専用の箱に入れられ、更に専用のバッグにまで入っていた。

サイズと履き心地を確かめる。

愛用の講習フィンとツアーフィン

kail と warp
kailフィン と warpフィン

左が講習用のKAILフィン。

小型で小回りが効く、パワーは中クラス。

右はツアー用のWARPフィン。

やや長く、パワーもあり、速く泳げる。

どの角度でも蹴れば蹴るだけ進む面白いフィン。

バラクーダフィンと比べてみる

barracudafin
上から順番に カイルフィン バラクーダフィン ワープフィン

今使っている2種類のフィンと比べてみる。

長さの違いが1番、2番、3番とハッキリわかる。

バラクーダフィンは専門職人の手作り。

1日に2枚しか作れない。

もうすぐ夏が来る。

今年はバラクーダフィンで泳いでみたい。