アグン山噴火バリ島No,02 バリ島内でもスマホには時差がある
朝は時差の混乱から始まった
はじめての朝
バリ島へ到着してはじめての朝はゆっくり過ぎて行く。
まだ薄暗い中、小鳥たちの声で目が覚めた。
聞きなれない小鳥の声、どんな鳥なのか想像できない。
昨日の疲れが残っているのかベッドの中が気持ち良い。
鳥の声を子守歌にして眠りを続けた。
時差1時間
日本とバリ島の時差は1時間。
日本がam08:00だとバリ島はam07:00。
am07:00オープンのレストランに行き余裕をもって食事をとり、ダイビングの準備をする。
温泉にも入り、洗顔、シャワーも済ませ、am06:30そろそろ朝食と思っているとレストランから呼び出しの電話が入った。
「am07:30を過ぎました、朝食にはまだ来られませんか?」
何を言っているのか?
混乱の自動時差調整機能
「今はまだam06:30ですよね~」
「いえバリ時間ではam07:30です。」
なんで?スマートホンの時計はam06:30を表示している。
このスマホは時差自動調整のハズ?
位置情報と電波を使用して自動的に地域を確認、そして時差を調節した現地時間が表示される。
急ぎレストランへ行く
なぜ?
なぜ??
理由は簡単だった
バリ島の最西端に近いこの地域はジャワ島がすぐ側。
結果スマートホンはジャワ島だと判断して日本より2時間早い時間を表示していた。
つまり日本はam08:30、バリ島am07:30、ジャワ島am06:30が現在の表示時間。
バリ島にいるのにジャワ島の時刻が表示されていた。
インドネシアは東西横に長い国で同じ国内でも場所により時差がある。
アメリカなら解かるが、同じインドネシアでもバリ島とジャワ島の1時間の時差で遅刻するとは・・・
目の前にジャワ島
レストランに着くと目の前に見えるジャワ島の山々。
正面がmt MERAPI 2800m、右隣りがmt KUKUSAN 2092m
ジャワ島が間近に感じる。
今日の朝食はビュッヘスタイル
木と彫刻のレストラン
レストランのテーブルはインサイドとアウトサイドに準備され自由に選べる。
今日は団体のカスタマーがいるのでビュッヘスタイルということだ。
色々な料理が用意され自分の好みで皿にのせる。
ビュッヘスタイルの朝食
左からトーストとトースター、手前の網に乗せると移動しながら焼かれ後ろまで行くと下に落ちて戻ってくる。
中央がバリ島の有名料理ナシゴレン、インドネシア風チャーハン。
干した海老の香り、やや甘いが美味しい。
バリのほとんどの食事処でナシゴレンにハズレは無い。
右側がミーゴレン、インドネシア風焼きそば。
ロールパンとクロワッサン、シリアルにサラダとドレッシング。
他にソーセージ、カリカリベーコン、鳥と野菜の炒め物。
卵はお好みの料理法で焼いてくれる。
チョイスしたメニュー
ベジタブルミックスオムレツとトマトソースチリ、焦げ目トーストとバター、カリカリベーコン、ミーゴレン、サラダ
ミルクティーを飲みながらゆっくり食べたかったが時間が無い。
忙しく口に運ぶ。
アグン山噴火
このとき既にアグン山は噴火していた。
11/25am05:30アグン山噴火。
アグン山から100km離れたここでは音も地震も無く、煙も見えず、臭いもしない。
今日は西風、こちらからアグン山の方へ吹いている。
まだ噴火の情報を誰も知らない。
静かな温泉リゾートの朝だった。
次はNo,3 アグン山噴火バリ島No03 温泉リゾート11/25。